アウトカーブトラック

おはようございます。今朝の東京は、昨日からの雨模様の天気から一転し青空は広がっております。

鉄道撮影をする場合、大抵の方々はストレートトラックの走行シーンや、インカーブトラックで撮影される方々が多いのではないかと思います。

これらはカメラレンズも広角レンズ・標準レンズで撮影可能でシャッタースピードをしっかり調整すれば、撮影可能でロケに移動する際も機材の負担が少なくて済みます。ただ前述のシャッタースピードが1/1000から1/500で撮影する場合、三脚で固定しないと手振れを起こしたり、レンズが暗いタイプだと露出アンダーでなる等の欠点もあります。

アウトカーブトラックでの撮影の場合、レンズは300mm以上のレンズを用いて撮影することが条件になる場合が多く、大きいレンズで持ち運び時も重たいので、現地へロケに行く場合は車でないと厳しい面もございます。また広角レンズ・標準レンズに比べコストが高く、300mmのF2.8レンズ(通称サンニッパ)を持っている方は、プロカメラマンやカメラマニア等の一部の方に限られているレンズなので、ロケ地で鉄道撮影される方々で使用される方はかなり少ないです。

ただ当方が所持するレンズで、300mmのF4タイプのレンズであれば前述のレンズに比べ、コストも安い方なので金銭面で躊躇される方は、レンズの明るさが犠牲になりますが、F4レンズを使用してみては如何でしょうか。

アウトカーブトラックでの撮影であれば、鉄道撮影もライバルが少なくなりますので、自らのオリジナル写真を多く撮影することが可能です。また300mm以上のレンズは俯瞰撮影にも向いております。

ぜひアウトカーブトラックでの作品が、多く公開されることを願っております。

写真は総武本線 物井~佐倉を通過する、特急しおさい号 2010年6月撮影

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