誕生から四半一世紀が過ぎた651系電車

おはようございます。今朝の東京は曇り空の天気です。

1989年3月にデビューし、老朽化した485系特急電車置き換えの為、常磐線の特急電車として誕生した651系も四半一世紀が過ぎ、現在は特急スーパーひたち・同フレッシュひたち号から撤退し、特急草津号・同あかぎ号で活躍しております。

誕生当初はJR東日本初の新型電車と言う事もあり、鉄道友の会ブルーリボン賞も受賞した同車は、2015年3月のダイヤ改正迄、常磐線の特急電車として走っておりました。

99両製造された車両のうち、付属編成3編成が廃車解体されましたが、K203編成は2011年3月11日に発生した、東日本大震災の影響で原ノ町駅に5年近く放置され、今年3月にJR東日本郡山総合車両センターへ陸路輸送され解体されました。常磐線全通までの運行できずに、野放しにされ解体されたのはとても残念でしたが、現在残っている仲間の車両が末永く活躍することを祈りたいと思います。

あと今週土曜日から、小田原~伊東を結ぶジョイフルトレイン風の快速列車、「伊豆クレイル」が651系付属編成から
改造された車両を使用して運転されます。

この3連休や夏休みを利用して、乗ってみては如何でしょうか。

写真は常磐線 北小金南柏間を走る、651系特急スーパーひたち号上野行き。(2011年8月撮影)

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