引退前に乗り納めと撮影を

1990年に製造され、後年にuシートも連結し、37両が製造されたJR北海道の785系特急電車が、再来年を目途に引退させる方針を昨年、JR北海道は打ち出しました。

785系特急電車は現在、特急かむい号・同すずらん号で活躍しておりますが、製造から約25年を過ぎ今年3月26日に開業した北海道新幹線開通に伴い廃止された、特急スーパー白鳥号用の789系0番台を転用し運転する予定でございます。

789系0番台を札幌圏の特急電車で転用し、経年の785系は廃車になりますがステンレス車体と言うこともあり、外観は鋼鉄車体の様な外板の痛みはございません。しかし長年130kmのスピードで札幌~旭川間を走り、冬季の降雪の時期もスピードを出していた為、下回りは老朽化していると思います。

JR北海道のみならぬ、JRグループで最初にVVVFインバーターの特急電車としてデビューした、785系をこの夏休みに早めの乗り納めと撮影を兼ねて、足を運んでみては如何でしょうか。

写真は函館本線 伊納~近文間を走る、特急スーパーホワイトアロー(現 スーパーかむい)号。(2007年9月撮影)

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