懐かしの急行かすが号

嘗て名古屋~奈良を結んでいた、関西本線経由の急行かすが号が廃止されてから、10年近くが経ちました。

私は急行かすが号へ2回乗車いたしました。1回目は1999年10月に国鉄車両のキハ58+キハ65の2両時代の時と、2回目はキハ75系の時に乗車いたしました。

1999年12月のダイヤ改正で、JR東海キハ75系に置き換えられスピードアップもいたしましたが、JRグループの2006年3月のダイヤ改正で廃止されたのは、とても残念でした。

現在、関西本線の亀山~加茂の間は、キハ120の小型ディーゼルカーが2両編成で走っておりますが、ローカル化が益々進んだ感じは否めません。

しかし名古屋~大阪湊町を結ぶ関西本線が、JR東海JR西日本へ分離されたとは言え、奈良を経由する同線は重要な役割は失っておりませんので、今後はJRグループも自社のことだけでなく、JRグループ全体と接続する他社線との連帯をよりいっそう強めて欲しいと思います。

急行かすが号が復活する日を祈りつつ、今日は10年前に撮影した写真を掲載いたします。

写真は小雪の中、奈良へ向けて走るキハ75系急行かすが号。笠置~大河原間にて。(2006年2月撮影)


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