もしも特急スーパーいなば号が津山線・因美線経由で運転されたならば

おはようございます。週明け月曜日如何お過ごしですか。

JR西日本後藤総合車両所に配置されている、キハ187系500番台8両は主に、岡山~鳥取を結ぶ特急スーパーいなば号に使用されております。

特急スーパーいなば号は山陽本線智頭急行因美線を経由いたしますが、上郡の駅で方向転換する為、座席の向きを回転しなければならない処が、煩わしい処でもございます。

まあ智頭急行が高速向き路線の為、スピードアップを図るにはやむ負えない面も有ったのでしょうが、運賃・料金も高くなる点は不満に残ります。

私としては岡山~鳥取を結ぶ特急列車を運転するのであれば、津山線因美線を経由して欲しかったと思います。確かに沿線人口も過疎化や少子高齢化で、途中駅の利用者も見込めない点や、線路改良工事を行う場合に多額のコストも掛かりますので、JR西日本としてはあまり積極的に、やりたくないのが本音かと思います。

しかし幾ら津山線因美線がローカル線とは言え、陰陽連絡の特急列車を走らせれば、途中駅の津山での乗降も見込めますので、往年の急行砂丘号の様に1往復位は走らせても良かったのではないでしょうか。

津山線優等列車は2009年3月のダイヤ改正で、急行つやま号が廃止されて以来、運行は皆無になりましたが、津山線因美線も軌道強化して、キハ187系を走らせれば陰陽連絡のローカル線として、重要な役割を果たす事ができると思います。

岡山~鳥取間の途中停車駅は、福渡 津山 美作加茂 智頭 郡家に絞れば良いのではないでしょうか。もし地域の利便性を考えれば、金川 弓削 亀甲辺りも一部停車すれば良いと思います。

今後ローカル線が生き残る手段としては、地域ローカル輸送よりも都市間輸送や、観光に特化した列車の運転を行わなければ、本数削減や利用者減、更に最悪の場合は廃線に発展してしまいます。

JR西日本も関西のアーバンネットワークだけで無く、地方の鉄道路線で都市間輸送を可能な様にする為の、対策や活性化をして生き残りを掛けた、鉄道路線の運行を実施して欲しいと思います。

写真は山陰本線 泊~松崎間を走る特急スーパーくにびき号。(撮影日2003年9月撮影)

イメージ 1