間もなく全廃? JR東日本107系電車

こんにちは。8月最初の週末土曜日如何ですか。今日は71年目の広島原爆の日と、リオオリンピックの開催が始まりましたが、皆さんは週末のレジャー等を、楽しまれているのではないかと思います。

さて1988年から1991年に掛けて製造された、JR東日本所属の107系電車が間もなく全廃されると言う情報を聞き、今日は107系電車に関する思い出等を書き込みしたいと思います。

私が最初に107系に乗車したのは、今から27年前に両毛線で高崎から小山まで移動したのが最初でした。乗車した時の印象は、3扉両開きのドアでやたら長いロングスシートで車内が広い印象でした。また乗り心地は165系電車廃車発生品の台車DT32やTR69系統の空気ばね台車で、シートもバケットシートの座席の為、単線区間の多い両毛線ではスピードもそれ程出さないので眠気に誘われ、何度か仮眠した思い出がございます。

その後は信越本線の高崎から横川間や上越線の高崎から水上間で乗車いたしました。また現在は廃形式になった107系0番台を日光線の日光から宇都宮で乗車もしました。日光線107系0番台のみの運行でしたが、その他は同系の100番台が運用されて来ました。

0番台よりも100番台での乗車が多かったですが、北関東の群馬・栃木以外での営業運行は無く、正に大宮支社・高崎支社での運行で終始運転されて来ました。また快速運行や臨時列車としての運行実績も無く、北関東のローカル向けの運行で25年近く運行されて来た107系ですが、前述の0番台は2013年3月のダイヤ改正で、205系600番台に置き換えられ運行を終了。その後0番台は長野総合車両センターへ全車回送され、廃車解体され形式区分が無くなりました。

現在残っているのは高崎支社配属の100番台のみですが、今年3月のダイヤ改正で運用数が減少し、余剰となった車両から順次廃車されております。その100番台も僅かな編成が稼働している状況なので、今年度中には形式消滅の可能性ございます。

まだ107系電車への乗車・撮影をされていない方々は、この夏休み週末を利用して乗り納めと撮影旅行へ、足を運んでみては如何でしょうか。

JR東日本高崎支社では107系を全廃し、同支社管内の電化路線で高崎線を除く他線区では1、07系の運用を115系と211系に置き換えて効率化を計っております。特に目立った発表はございませんが、撮影しやすい今の時期に多くの写真に収めることはチャンスでもございます。

皆さんが107系電車での乗車体験と撮影で、素敵な旅行の思い出ができますことを心からお祈りいたします。

写真は那須連山と田植えの時期の田園をバックに、※JR宇都宮線 片岡~蒲須坂間を走る107系電車高崎行き。

JR宇都宮線での運行は、今年3月のダイヤ改正で終了いたしました。(2002年6月撮影)