鉄道写真の初心者は、踏切のある撮影地へ足を運ぼう

昨日に引き続き、今日も鉄道写真の撮影に関する記事を、書き込みたいと思います。

カメラを購入したばかりで、これから鉄道写真を撮影したいと思う方は、駅撮りで撮影するのではなく沿線に足を運び、撮り鉄される方が上達が早くなります。

写真は千葉~安房鴨川を結ぶ外房線の、誉田~土気間で撮影した255系特急わかしお号でございます。こちらの撮影地は上り線をアウトカーブで撮影できます。撮影場所は高津戸踏切で撮影いたしました。アウトカーブと踏切での撮影地は鉄道写真の初心者にとっては、かなり有利な場所でございます。

まずアウトカーブで通過列車を撮影する際、望遠レンズで天気が晴れている場合は、シャッタースピードの幅が広がります。シャッター切るチャンスもストレートトラックに比べ、多く切ることができます。そして踏切で撮影する場合、列車接近の目安にもなるので、カメラを構え構図を整えることも接近直前でも可能です。(但し周囲に撮影者が多く居る場合は、ピントズレも生じるので、予めカメラ構図を整える必要があります。)

この様な場所で何度か練習すれば、1発勝負の鉄道写真撮影も上手く行く可能性は高くなります。鉄道撮影地へ足を運ぶ場合、車で現地へ足を運ぶのには荷物の面では楽ですが、駐車スペースが無い場所もあるので注意が必要です。

電車で足を運ぶ場合、重たい機材を駅から歩いての移動やタクシーでの移動になります。沿線での撮影地は基本的に駅からかなり離れた場所にあり、駅から直ぐの場所はほとんどありません。経験からすると大体15分位は歩くことが多いです。

写真の高津戸踏切も、土気駅南口から千葉方面へ大網街道を真っ直ぐ道なりに歩き、大木戸新田の交差点を右折した場所にございます。此処までの道のりは1マイル(約1.66km)あります。移動時間は約20分近く掛かります。

この踏切は車の通りも有りますので、鉄道写真を撮影する場合は通行の妨げにならない様に、注意する必要があります。またイベント列車が通過する時間帯は撮り鉄でかなり混雑いたします。

さてこの撮影地を通過する列車は、特急型は255系・E257系500番台・209系2000番台・E217系E233系5000番台です。電車が主力の外房線ですので、客車列車やディーゼルカー又はネタになる電車は普段は走っておりません。

それでも鉄道写真のスキルを上げるには、最高の撮影地だと思います。特に望遠レンズを初めて購入し、鉄道写真を撮影されたい方は、アウトカーブでの通過列車を撮影するには、最高の場所だと思います。

皆さんが少しでも上達して自己満足で終わるのではなく、ネットを用いて自らの能力を売り込めるチャンスも秘めておりますので、1人でも多くの上達者が増えることを、心からお祈りいたします。

写真は外房線 誉田~土気を通過する、特急わかしお号東京行き。(2010年6月撮影)

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