廃線が懸念されるJR北海道の鉄道路線

今年12月4日に、留萌本線の留萌~増毛間が廃止されますが、更に石勝線の新夕張~夕張間も、来年目途に廃止が決定しているJR北海道ですが、それ以外の鉄道路線でも廃止が検討されている路線もある様です。
札沼線北海道医療大学新十津川間も先日、地元自治体に廃止の意向を打診したばかりですが、それ以外にも日高本線の全線も廃止を検討しているのではないかと思われます。
そして残った鉄道路線では、第3セクター化にする予想になるのではないでしょうか。今年3月に北海道新幹線が開通いたしましたが、更に8月に台風の影響で根室本線石北本線・宗谷本線で被害が発生し、根室本線では今年の秋季の運転は絶望的と言える様な状況です。
車両も老朽化した車両や余剰車両の廃車・解体も急ピッチで進行中で、更に進むものと思われます。来年でJR北海道を含むJRグループは発足してから30周年を迎えますが、これから日本の人口が少子高齢化の影響で年々減少する中、鉄道経営もより厳しい時代を迎えると思われます。
誰の為の鉄道になるのか、鉄道の未来に明るい将来を描けないのは残念です。
写真は現在運転見合わせ区間の、根室本線を走るキハ40系普通列車新得行き。(2009年9月 芽室~御影間にて撮影)

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