来月はイベント臨時列車で12系客車が、上野~仙台間を運転いたします!

おはようございます。今朝の東京は朝から秋晴れの空模様で、今日も鉄道ファンの方々は撮影地へ足を運び、鉄道写真を撮影されている方々も、多いのではないでしょうか。
さてJR東日本では何と、EF81交直流機関車(以下EF81)が12系客車を牽引し、上野~仙台間をイベント臨時列車として運転するそうです。
私は上野~仙台間で12系客車を通しで乗車した経験はございません。ましてやEF81が牽引するこの区間の客車列車も乗らずに終わりました。まあ強いて言えば、12系客車を東北本線で乗車したのは、今から25年前に運転された臨時急行列車のざおう82号・ひばら号でその年に3回、乗車体験をいたしました。
1回目は宇都宮~上野を急行ひばら号で乗車し、2回目は急行ざおう82号で白河~上野で乗車し、3回目は同じく急行ざおう82号で福島~上野で乗車いたしました。牽引機は東北本線宇都宮線)直流区間をEF65PFが牽引し、交流区間ED75が牽引しておりました。
3度目に乗車した急行ざおう82号を除き、それ以外に乗車した列車は年末年始のUターン時期とゴールデンウィーク最終日に運転時に乗車いたしましたが、何と後方の指定席は何れもガラガラで、12系のボックスシートを丸ごと貸切することができて、優雅な繁忙期の客車旅を体験できました。
特に印象的だったのは、急行ひばら号に宇都宮~上野で乗車した当時、ガラガラの12系で缶のお茶の飲みながら、古河~栗橋の上り線カーブを徐行する様な速度で走り、沿線で撮影していた撮り鉄の方々もさぞ、シャッターチャンスが多かったので、良い思い出になったのではないかと思います。
2回目に乗車した急行ざおう82号では、並走する東北新幹線が上野へ向け(当時はまだ東京までは、開通しておりませんでした。)満員の乗客が自由席やデッキで立って移動している中、空気の入れ替えの為、窓を開け私1人しかいない急行ざおう82号の車内で、思いっきり満喫できたことが印象に残っております。
12系客車も老朽化で廃車が進み、両数も僅かとなっておりますが、此処で提案としてはホワイトラインがフィットとする、EF65PFへ12系客車を牽引させ、高崎から伊東までの臨時列車として上野東京ラインを経由し、走らせてみるのも良いと思います。まあ大多数の乗客は、鉄道ファンが多く一般客なんてほとんど居ないと思いますので運行区間もそれ程、支障を来たさないと思います。
製造年代的に何れも同年で、EF65PFも廃車されている機関車になりましたので、往年の高度成長期時代に運転された急行臨時列車として、イベント運転してみても良いのではないかと思います。
ただ高崎線沿線の撮影地や、東海道本線の撮影地および伊東線撮影地では、撮り鉄たちが場所取りしてEF65PF+12系客車を撮影する為に、多くの撮影者で賑わいそうですが。
丁度JR東日本高崎支社にオリジナルの12系もございますし、EF65PFも田端に配属され高崎線での運転実績もございますので、ややシンプルな列車でございますが、イベント用として運転させれば指定券も満席になるのは必至だと思います。
これからJR東日本への要望が通り、ファンがほぼ満足できる列車として運転されることを、期待したいと思います。
写真は成田線 布佐~小林を走る、成田臨列車の12系を牽引するEF65PF機関車。(1997年1月撮影)


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