懐かしの碓氷峠を通過する、あさま塗装の189系特急あさま号!

信越本線の横川~軽井沢間が廃止されて、来年で20年経ちます。碓氷峠を通過した国鉄車両たちも経年による廃車で、見られなくなった車両もございますが当時、上野~長野・直江津を結んでいた189系電車も、残党の車両は24両となりました。
前回のブログで189系電車に関する記事を書き込みましたが、あさま塗装の189系電車は長野総合車両センターのN102編成6両1本のみが、現役で波動用として臨時列車の快速、ムーライト信州やイベント列車として運転されております。
特急あさま号と同期の特急あずさ号も、来月で特急電車運転50周年を迎えます。豊田車両センターには歴代の特急あずさで主に使用された、国鉄特急色からグレートアップ編成で採用された、2種類のあずさ塗装色がございますが、一時201系とE351系接触脱線事故で、E351系の事故編成が修理の為、運用離脱期間中に運用されていたあさま色のあずさ号も、イベントで走って欲しいと思います。勿論ヘッドマークはあずさ号の、絵入りのヘッドマークがベストです。
まあできればあさま号も来年秋の鉄道の日記念日辺りに、特急懐かしのあさま号で上野から高崎を経由して横川までの運転又は、しなの鉄道で特別に軽井沢~長野間で運転するかの選択になりますが、大胆にもあずさ塗装2種類のあさま号を運転すれば、高崎線の撮影地は多くの撮り鉄で、有名撮影地を埋め尽くすことでしょう。
JR東日本が鉄道会社と言う保守的な業界にて、革新的なイベント列車を運転してみるもの悪くないと思います。欲を言えば6両編成の4号車辺りに、グリーン車が連結されればベストなのですが、残念ながら183系も含めて全車廃車解体してしまった為、その望みは叶わぬ結果となりました。
ただ私自身、在来線時代の特急あさま号には、何度か乗車経験がありグレートアップグリーン車で、高崎~赤羽間の乗車や、小諸~上野間での乗車もございますので、お金は掛かりましたが体験できたことは今でも宝です。また横川~軽井沢をEF63が重連で後押しや牽引で、上下した体験も得られましたのでEF63と協調運転をして来た生き証人として、24両の189系が2016年11月現在も残っているのは、とても嬉しいことでございます。
ただこれらの車両も1975年~1979年に掛けて製造され40年前後の車歴の特急電車なので、グレートアップ編成もそろそろ廃車になりそうな予感です。189系の置き換えによる全廃は来年・再来年が山場になると思いますので、撮影はお早目に済ませておきましょう。

写真は信越本線 横川~軽井沢間を通過する、特急あさま号の長野行き。(1997年8月撮影)



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