行き詰りを見せたJR北海道

どうもJR北海道の経営状況が、私たちが思う以上にもう独立して経営することに、困難を極めている状況です。
このまま行くと札幌周辺圏のみしか残らない状況かと思います。全てのJRグループが独立採算制で、経営することなんて無理があるのは分かっていたのに、30年目を前に崩壊して来た分割経営。間違いだったのではないでしょうか。
発足当時は日本もバブル景気で、このまま永遠に続くと思われた時期で、日本も浮かれていた面はありましたからね。私は永遠に続かないと思いましたから、素人投資には手を出しませんでした。
さて大切な足となる鉄道が、どんどん廃止の憂い目に遭っておりますが、JRグループも利用者に多く乗ってもらうとなると、運賃と料金を正当に払って頂ければ、移民が乗車して来ても文句は言えないと思います。
少子高齢化がこれからも益々続くニッポン。もう自国民だけで鉄道に乗ってもらうことに困難なJR北海道も、海外からの旅行者を積極的に誘致して、乗ってもらわなければ経営も成り立たないのではないでしょか。
私たちの国は移民受け入れに否定的で、嫌だと思う国民性ですが、北海道と言う土地を見捨ててしまえば、他の国が旗揚げして「この国は日本が見捨てたので、俺たちのものだ。」と侵略しても何も言えないと思います。
自分たちの国のインフラや地域は、自分たちで守り鉄道のみならず、他の交通機関でも同様のことが言えるのではないでしょうか。
今回のJR北海道の鉄道廃止論をなるべく最小にし、どの様にして現在の路線を廃止せずに済ませて行くのかを、考えなけば今後、少子高齢化社会で困るのは私たち国民ですからね。
ちょっと今日は、朝から過激なブログになりましたが、この内容に関しては次回、機会があれば書き込みたいと思います。
写真は現在、運転見合わせ区間根室本線、御影~芽室間を走る、キハ183系特急とかち号札幌行き。(2009年9月撮影)

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