今後も継続して使用するならば、リニューアルしても良いのでは!

1989年から1990年に掛けて60両が製造された、JR東海311系電車が誕生してから四半世紀が過ぎましたが、車椅子スペース確保の為の改造と、パンタグラフシングルアーム化以外は、特にリニューアルに向けた改造は行われておりません。

JR東海311系電車60両をあと数年で、313系に置き換えるならば話は別ですが、今後も10年近く使用するのであれば、本格的なリニューアル工事で改造した方が良いと思われます。

具体的には方向幕のフルLED化、制御方式をVVVFインバータ車への交換(大掛かりな工事になる為、現実的ではないですが。)、トイレの洋式トイレ化および温水式便座シートへの対応、転換クロスシートの形状を313系と同様の座席に交換等です。

ただ実現できそうな要素としては、方向幕のLED化と座席交換は、今後の全般検査時に入場した際に、併せて改造工事もすれば311系リニューアル編成として、話題になると思います。

現在、運用で特別快速や新快速での運用も復活いたしましたので、ぜひともリニューアルして装いも新たに誕生した、311系電車に乗りたいと思います。

中央西線飯田線の特急しなの号や特急伊那路号の、383系373系の特急電車のオレンジ帯を主体に、山間の赤々とした紅葉にマッチする、リニューアル311系電車が、行楽客を乗せて臨時快速電車の運用で、賑わう姿をぜひお待ちしたいと思います。

写真は東海道本線 新居町弁天島浜名湖橋梁を走る311系電車。(菱形パンタグラフが懐かしいです。)
2005年7月撮影日分

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