リニューアル工事でロングスシートに変身!?

今夜も、或る方の鉄道ブログを閲覧していたら、JR九州の811系電車が現在、同社の小倉工場に入場しリニューアル工事中のとの記事が書き込まれておりましたので、内容を確認してら何と鹿児島で811系が、初運転で営業する様です。
811系も1989年~1993年に掛けて112両が製造され、2002年に4両が教育大前~海老津間で、813系電車との衝突事故により廃車になりましたが、108両は現在も南福岡車両区に配属され、博多中心に鹿児島本線長崎本線日豊本線で活躍中でございます。
製造から20年以上が過ぎ、制御方式のサイクリスタ位相制御も陳腐化して来たので、今回の全般検査での入場時を利用し、リニューアル改造を施工することになったのではないかと思います。
811系は全車転換クロスシートですが、鹿児島へ配属予定で811系は全車ロングスシート化し、制御方式はVVVFインバータ制御へ変更され、パンタグラフシングルアーム化や側面行先表示幕のLED化、転落防止幌の設置や塗装の変更およびトイレの洋式化等が行われると思います。
前面運転台のデザインは変わらないと思いますので。従来通りの顔で鹿児島中央から川内・宮崎方面の、運転となるのではないかと思います。
今から楽しみですが、鹿児島で運転開始される場合、JR九州特製のヘッドマークを811系に取り付けて、811系リニューアル電車をアピールするのではないでしょうか。
ただネットの情報で、JR九州から公式的な発表がなされていない為、鉄道ファンの憶測も否定できません。ただ415系交直流電車も老朽化が進行し、JR発足間もない頃に誕生した811系も、今後もあと10年近くは使用されると思います。
出場したら小倉工場から取り敢えず、南福岡車両区へ回送され、整備の後に鹿児島本線肥薩おれんじ鉄道線経由で回送されるのか、或いは小倉へ回送し日豊本線を経由して、鹿児島車両センターに回送されると思います。
まあ日豊本線経由の方が、自力回送で輸送する場合も将来の運転に備え、試運転がてらの回送運転になるのではないかと思います。
ただ鹿児島地区で運転する場合、桜島からの火山噴火対策も施行しておかないと、車両故障を引き抜く原因となり車両の老朽化も早めてしまいますので、JR九州も対応してダイヤを組んで欲しいと思います。
811系リニューアル車が誕生すると、415系の鋼鉄製の車両の置き換えも進められる思います。JR九州の電車で国鉄車両は415系103系電車だけですからね。JR九州もあと数年で国鉄電車の廃車も、そう遠い未来の話では無いと思います。

写真は鹿児島本線の撮影地 原田~天拝山を通過する、鳥栖行き811系電車。(2008年12月撮影)



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