JR西日本で活躍する117系電車

おはようございます。寒波は峠を越えましたが、皆さん如何お過ごしですか。
今日は阪神大震災発生から22年経ちましたが、22年前の1995年1月17日5時46分は、朝のお目覚め前の地震発生と言うこともあり、家屋の倒壊や家財道具の下敷きになり、お亡くなりになられた方々も多かったと思います。
さて今日は1月17日に因み、117の語呂合わせと言うことで117系電車の写真をアップいたしました。1979年に当時、新快速電車で運転して来た153系・165系電車の置き換え用としてデビューした117系ですが、転換クロスシートの両開き2ドアの電車は従来の新快速塗装も一新し、前面デザインも新快速電車として拘ったフェイスは、関西地区で新快速電車として鉄道ファンにも人気が有りました。
その後、名古屋地区にも153系・165系電車置き換え用として、117系がデビューいたしましたが、こちらは国鉄末期に下降窓式の100番台の先頭車を大量に増備し、6両から4両編成へ組み替えされました。その分フリークエントな運転が実施できる様になりましたが。
1987年4月のJR発足で117系電車は、JR西日本JR東海に引き継がれ、JR西日本の新快速も年々停車駅も増え、特急電車を抜かすシーンも無くなって行きました。
1989年にJR西日本から221系がデビューし、117系は脇役に転じ更に223系・225系が新快速電車の運行開始になると、117系電車の新快速電車や快速電車運行から撤退となりました。
その後は岡山地区や山口下関地区へ転属し、中間車は115系3500番台に改造され、関西地区では福知山線紀勢本線でのローカル運用に使用される様になりました。
現在117系JR東海で運用されて来た車両は全廃され、JR西日本のみ残っておりますが、JR西日本も次世代電車の225系・227系・323系の増備により今後は順次、廃車されて行くと思われます。
ただ前述の通り両開き2ドアで、転換クロスシート117系は団体用として使用されたり、臨時列車としても使用されておりますので、今暫くの間は活躍するものと思われます。
写真は関西の撮影地、東海道本線 山崎~島本を通過する117系電車の回送列車ですが、塗装も栗色からグリーン帯のホワイト基調の色や岡山地区の快速サンライナー塗装と、バリエーションが豊富ですが現在運行中の117系電車を撮影しに、足を運んでみては如何でしょうか。
2001年1月撮影


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