特急草津号も週末や繁忙期は神奈川・千葉方面に直通してみては!

おはようございます。今朝の東京は雨模様の天気でしたが、今は雨も止み午後には天気も回復するみたいです。

東京の上野と群馬の長野原草津口を結ぶ、特急草津号は定期列車が2往復のダイヤで運転され、土曜・休日運転の列車が1往復運転されております。その他にゴールデンウィークやお盆休み、年末年始に臨時列車が1往復~2往復設定されております。

群馬の草津温泉方面へ結ぶ、高速バスは東京駅八重洲口・バスタ新宿・新越谷および川越から、それぞれ毎日運行されており、こちらも利用者も繁忙期は多くいらっしゃいます。

東京や埼玉から群馬の草津温泉を結ぶ交通機関は、前述の区間でダイヤが設定されており便利ですが、神奈川の横浜・川崎方面や、千葉方面から利用される方々は乗換が必要になります。

現状は高速バスの方がきめ細かな、出発地から運転されており特急草津号は、バスに大差を付けられている感じも否めません。

そこで特急草津号の土休日運転の列車と、臨時で運転される特急草津号を、神奈川や千葉方面に運転してみては如何でしょうか。

神奈川方面へ運転する場合、川崎・横浜から先の大船や小田原まで延長運転すれば、鎌倉車両センターや国府津車両センターへの出入で整備もできますし、上野東京ラインの混雑する列車に乗り換えなくても、快適に移動する事ができます。また東京・品川と停車すれば、東海道新幹線総武快速線京葉線の乗換も可能になりますし、品川・川崎停車ですと羽田空港から飛行機で到着した旅客への乗り換えも、負担が少なくて済みます。

一方の千葉方面の延長に関しては鉄道路線の配線上、上野東京ラインから行くには複雑な経路になりますので、湘南新宿ラインと同様に池袋・新宿から秋葉原経由か、ダイヤに余裕が有れば渋谷・品川・東京経由で運転し千葉方面へ直通しても良いと思います。なお外国人観光客にニーズが有れば、成田空港への延長運転も実施しても良いと思います。

その様な延長運転を実行する事により、高速バスが設定されていない地域からの利用者を、取り込む事ができると思います。

編成は現状の7両基本編成で、4号車はグリーン車で運転で良いと思います。もし東海道本線直通で混雑する場合は、新前橋で8号車~11号車に付属編成を増結するか、その付属編成4両を生かして両毛線の前橋・桐生方面へ直通しても良いと思います。

これから少子高齢化社会に於いて、鉄道利用者をより便利に快適に移動させ、安全輸送に努めて行けばマイカーからの利用者を、鉄道へ呼び戻す事ができると思います。

従来に囚われない前例の無い、運転経路で新規利用者の需要獲得で、今後の特急草津号利用者が増えます事を祈りたいと思います。

写真は高崎線の撮影地、鴻巣~北本間を通過する、臨時特急草津84号上野行き。(2017年5月4日撮影)


イメージ 1