東武20000系が館林へ回送される!

先週金曜日に、東武鉄道東京メトロ日比谷線乗り入れ用としてデビューした、東武70000系が営業運転を開始いたしました。それに伴って東武20000系1編成が、群馬館林へ回送されました。

東武20000系は192両が製造されましたが、そのうちの1編成が離脱いたしましたので、今後70000系の増備に伴って20000系の運用離脱も、進行して来ると思われます。

20000系電車はステンレス車両で、車内もほとんど陳腐化されておりませんので、3ドア車を生かし東武線の閑散線区へ改造の上、投入されるものと思われます。

まあ全ての車両を生かして、改造も最小限にするので有れば、東武アーバンパークラインで大宮~柏~船橋間の普通列車や一部は急行列車で運転しても良いかと思いますが、そうしますと東武アーバンパークラインの全駅を、7両~8両編成へ有効長を延伸しなければならず、単線区間も多い東武アーバンパークラインへそのまま投入するのも、困難なのかなと思います。

さて20000系を群馬・栃木のローカル運用で営業運転させる場合、現在の8両編成では過剰輸送になり、東武鉄道の北関東の駅ホームも一部を除いて、最大6両編成分のホームしか無いと思いますので、4両ずつ分割か或いは5両又は3両分割して、走らせる方が得策の様な感じです。

東武鉄道で唯一残る18m車体の20000系ですが、2000系とは異なり経年劣化は酷く無いので、改造されたら10年以上は群馬・栃木のローカル運用で活躍するのではないでしょうか。

ただその分、10000系・30000系も広域で転属して、老朽化した8000系や6000系の一部は廃車されると思いますので、8000系や6000系の記録も早めに撮影されますことを、お薦めいたします。

写真は東武スカイツリーラインの、西新井~竹ノ塚のカーブを通過する20000系電車。一部の車両は行先方向幕が前面・側面を含めて、LED化で新製された車両も存在する。

写真は2017年5月7日撮影


イメージ 1