おはようございます。勤労感謝の日の祝日、如何お過ごしでしょうか。
今朝の東京は朝から雨模様の天気ですが、あと数時間で雨も止み午後からは晴れ間の天気も戻りそうです。
さて武蔵野線で活躍中の205系は生え抜きの車両よりも、転属車の方が多いですが、山手線・京浜東北線・中央総武緩行線・埼京線・南武線・横浜線等で活躍した車両が、VVVF化改造され現在の運転に至っております。
ただ車両によっては経年30年以上の車両も配置され、高速運転による疲労が激しいのか老朽化も目立っております。
写真の205系M2編成は、元々中央総武緩行線で運転されていた車両ですが、209系500番台とE231系0番台に置き換えられ、同線から転属改造された車両です。またこちらの編成の中間車は運転台取り付け改造され、現在は南部支線の尻手~浜川崎で運転されております。
武蔵野線も東京郊外を環状する路線で、各JR線や私鉄路線との接続も有り、沿線のベットタウン化も相まって利用者も多いですが、永年JR型車両はあまり投入されて居ない状況です。現在は209系500番台が8両3編成と、今月から運転開始されたE231系0番台が8両1編成で、JR型車両での統一には程遠い状況です。
東京の近郊路線で各路線の車両が、JR型車両に置き換えられている状況の中、国鉄型車両の205系が多い武蔵野線は近代化から置き去りにされた印象ですが、これは205系VVVF化改造で保全工事を済ませた事も、一因かと思います。
通勤・通学のラッシュ時間帯に標準車体の205系から、広幅車体の209系500番台やE231系0番台へ、全て置き換わるにはまだまだ時間が掛かりそうです。E231系0番台も武蔵野線・川越線・八高線の205系・209系3000番台置き換えの為、秋田総合車両センターや郡山総合車両センターで改造工事が行われ、先日は川越線・八高線向けのE231系0番台4両編成が、秋田総合車両センター構内で試運転をしておりました。
改造のペースの実施する工場が限られ、今後は長野総合車両センターや大宮総合車両センターでも、実施すればペースは速くなると思いますが、それでも手間と人員の労力が大きいので、時間は掛かる印象が強いです。
今後の動きに注目して行きたいですね。
写真は大宮総合車両センターで整備中の205系M2編成。
撮影日2017年9月撮影
