運転見合わせ時は迅速な行動で、サバイバルな状況から脱出できる!

信号トラブルや配電盤ケーブル切断の影響で、JR高崎線は始発から15時迄、運転見合わせとなり現在もダイヤが大幅に乱れ、帰宅ラッシュ時の輸送に大きな影響が出ております。
高崎線を走る特急スワローあかぎ号も上下線で全列車運休し、特急草津号も上野~高崎間は区間運休になりました。高崎線と並走する上越新幹線も、熊谷駅で入場規制になる等して、乗客と駅員とトラブルになる場面も発生いたしました。
この様な状況でどうしても学校や職場へ足を運ばなければならない場合、利用路線が直ぐに運転再開すると考えるのは、余りにもリスクが大きいです。本来休めるのであれば無理に登校・出社せずに休めれば良いのですが、真面目な日本人の気質であまりその様な人は少なく、無理にでもその路線に乗車しようとする為、各駅での混雑悪化により乗客と駅員や更に、乗客同士のトラブルになる場合が多くなります。
その様なサバイバルな状況で、学校や職場へ向かう場合は、運転再開を待つのでは無く迅速に迂回経路を使って、移動する方がベストです。ましてや今日の信号トラブルや配電盤ケーブルのトラブルでは、直ぐに運転再開の状況になる可能性は極めて低く、長時間の運転見合わせは覚悟しなければなりません。
この様な状況で並走する上越新幹線も本数は多く無いですし、大宮~高崎間で上越新幹線が止まる駅は熊谷のみです。本庄早稲田本庄駅からマイカー・タクシー・路線バスでの移動になりますので、時間も要します。
この様な状況で今日の高崎線運転見合わせになった場合は、沿線の主要駅から路線バスや倉賀野から八高線・熊谷から秩父鉄道で羽生から東武伊勢崎線、寄居から東武東上線で移動できますので、もし遅れる見込みがある場合は、職場へ迂回経路で通勤する旨の連絡をすれば良いと思います。
確かに高崎線沿線から、東武伊勢崎線東武東上線を結ぶ路線バスは少ないですが、朝の通勤時は程々に走っておりますので、沿線在住の方は日頃から代替交通機関を調べて、サバイバルな通勤・通学の状況でも移動できる様に、対応した方が良いと思います。
写真の東武伊勢崎線の特急りょうもう号も、浅草~赤城を結んでおり一部列車は伊勢崎・葛生へも向かっております。特急りょうもう号も午後15時以降に浅草を発車する列車は途中、加須・羽生にも停車いたします。
加須駅からは埼玉の鴻巣に有る運転免許センターを経由し、鴻巣駅に向かうバスも出ております。また羽生からは秩父鉄道も熊谷・秩父に向け通っております。
調べれば代替移動交通機関はございますので、焦らずに行動して移動するのもトラブルへ巻き込まれない方法だと思います。
これから高崎線沿線に帰宅される方は、列車本数が少なくなっておりますので、前述の代替交通機関で移動されることをお薦めいたします。
写真は東武伊勢崎線 和戸~久喜間の伊165踏切を通過する、特急りょうもう号浅草行き。(2016年9月撮影)

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