自爆営業の商品を定価で販売しても売れる訳がない!

 先程、自宅ポストを覗いたら、1通の封筒が届いており差出人を確認したら、高校時代で郵便局員として働く友人から年賀葉書購入に関する、DMとメモだけが同封されていた。
 最近はほとんど付き合いも無くなり、その友人も父子家庭として大変な状況で働いているが、私は年賀葉書をここ数年大量に買う機会は無くなり、買ったとしても金券ショップで安く購入する為、定価販売の年賀葉書を買うことは無くなってしまった。
 今年もこれから喪中にならなければ、僅少の年賀葉書を安く購入して終わるであろう。またその友人には気の毒だが、必要も無いものを大量に購入するのは、私も損失を被るしメリットも無いので、今回も買わずに終わるであろう。
 ちょうと冷たい様であるが、必要の無い負債になる商品を大量購入する様な行為は、お金を自ら稼ぐ方法から遠ざけるだけだし、自分にとってそのものが必要か否かを養うのは、これからの時代には不可欠である。
 私も正社員時代に営業で写真の販売の仕事に携わったが、今回の郵便局勤務の友人にセールスは一切しなかった。何故ならば写真のニーズが全く無く、営業を掛けても空振りに終わるし、相手も最初は付き合いで購入してくれるが、何回も購入するとは限らないからだ。更にその様なことがエスカレートすれば、金銭トラブルや言い争いの原因になり、仲違いの原因になるからだ。
 私も1人暮らしが長く、年賀葉書を印刷したり書いたりする作業に、最近負担を感じることもある。日本郵政の幹部は下っ端の職員や非正規アルバイトに負担を掛けさせる行為を、そろそろ辞めてはどうなんだ。
 電子メールの普及や少子高齢化で需要が減少する年賀葉書を、多種類発売しても意味無いと思しそれ程、ニーズが有るとは思えない。
 年賀葉書の種類も大幅に削減し、シンプルバージョンにして数を絞れば、経費削減や集配職員や窓口職員への負担も大幅に軽減できるはずだ。
 更に民営になり競争ならば何故、価格を定価から大量枚数購入者への1割・2割引き販売も無いのか納得しがたい。まあこれは郵便法の縛りも有ると思うが、時代に沿わない販売方法を下っ端職員や非正規職員に発破掛けても逆効果であろう。
 時代に合わないものは合理化や効率化して種類を削減し、集配員や窓口職員更に購入者への負担を減らさなければ、定価で年賀葉書を購入する者なんて、誰も居なくなると思うのだが。
 日本郵政の職員の方々も、そろそろアクションを起こさないと、会社や幹部の言いなりで飼い殺しにされるだけですよ。