EH500は今後運転区間が拡大されるのか?

こんばんは。9連休のゴールデンウィークも今日で終わりですね。皆さんにとってこの連休中は如何お過ごしになりましたでしょうか。

私は副業ブログ用の写真撮影の為、このゴールデンウィーク中は撮影で足を運んだりしました。ほとんどが鉄道写真の撮影ですが、駅から歩いて撮り鉄する機会が多く、デスクワークで運動不足気味になりがちな生活を、この機会に解消した感じでございます。

さて昨日、京浜東北線の東十条~王子間の通称、ヒガジュウで撮影していたら、EH500電気機関車が大宮方面へ向け、単機回送運転中の写真を撮影いたしました。撮影後にふと思ったのは、昨年のブログでも書き込みした、EH500電気機関車を、上越線羽越本線を経由する、秋田貨物や大館貨物に充当できないのかなと思い考えてみました。

東日本で活躍する、EH500は仙台総合鉄道部に70両が配置されておりますが、運転区間上越線信越本線羽越本線に入線する事はできないものかなと思いました。隅田川貨物ターミナル~秋田貨物・大館貨物行の、貨物列車を通しで運行すれば、途中の新潟貨物ターミナルや南長岡での、機関車交換も必要無くなりますしEH500のパワーで有れば、上越線の勾配も難なく超える事が可能だと思います。

一部のEH500の運用で、秋田貨物~東青森信号所への貨物列車も運行しておりますが、それらの貨物と合わせて、効率化できれば上越線信越本線羽越本線周りの運用も可能になるのではないかと思います。

ただ通し運転を実施する場合、羽越本線EH500の運転に対応させる為には、電気系統や下回りの塩害対策改造も施さなければならないと思いますし、乗務員の訓練試運転も必要になると思います。一応上越線に関しては過去に無動力回送で、福岡の門司機関区から埼玉の大宮総合車両センターへ全般検査を実施する為に長躯、山陽本線東海道本線北陸本線信越本線上越線を経由し、回送された様ですので、車両の軸重等に関しては問題無いと思います。

あと上越線信越本線は、EH200電気機関車とほぼ同じ長さですので問題は無いと思いますが、羽越本線に関しては単線区間も多くホームの有効長や分岐器で、全長の関係から運用するのが難しいのではないかと言う声も聞こえてきそうですが、関西方面と北海道を結ぶ貨物列車も長大編成で運転されておりますので、羽越本線EH500が入線しても、問題は無いのではないかと思います。

JR貨物が今後、自社の機関車に於いて、運行する貨物列車の需要や機関車の性能、運転コストの兼ね合いを見て、将来的に上越線信越本線羽越本線を通しで運転する、EH500の貨物列車が運転されるものと思われます。

なお高崎線では既に、EH500牽引の貨物列車が運転されており、福島いわきの小名浜と群馬安中を結ぶ、東邦亜鉛の貨物列車(通称 安中貨物)がEH500牽引で、福島の泉~安中を通しで牽引し運転させておりますし、何故か高崎までコンテナ貨物列車も運転されておりますので、秋田貨物・大館貨物もEH500の通しで運転されるのではないでしょうか。

まあEH200EF510も、EH500に比べたら機関車の両数は多くないですからね。

今後の動きに注目したいと思います。

(2017年5月6日撮影分)

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