新緑の季節にマッチするJR東日本のキハ110系ディーゼルカー

JR東日本キハ100系・キハ110系ディーゼルカーを見ると、新緑の季節に最もマッチした塗装の為、この時期に撮影するのは最適かと思います。

路線に寄っては白+緑の基調で無く、地域に適した塗装になっていると思いますが、基本は白+緑の塗装で運転されている線区が多いです。

特に小海線飯山線八高線磐越西線磐越東線等の山間を、キハ100系・キハ110系のディーゼルカーが単行又は2両編成を、俯瞰撮影するには正にピッタリかと思います。まあ欲を言えば只見線にもせめて、キハ100系・キハ110系を投入して欲しい処ですね。

鉄道車両もモデルのファッションコーディネイトの様に、季節や風景に合わせて、車体の塗装がされた路線では、鉄道写真を沿線撮りする撮り鉄も、力が入るのではないでしょうか。

写真は今から18年前に磐越東線小川郷~江田間で撮影いたしましたが、夏井川渓谷を走るキハ110系も中々似合うと思います。

さてそのキハ100系・キハ110系も誕生してから、四半一世紀が過ぎましたが、事故廃車以外が老朽廃車は出ておりません。ただJR東日本も蓄電池電車が烏山線男鹿線で運転される様になった為、今後ディーゼルカーの製造両数もかなり減ると思われます。

ただ前述の只見線磐越東線八戸線津軽線等で、キハ40系列で運転されている線区もございますので、老朽化した旧国鉄時代のディーゼルカーから、置き換えられるのは必至なので、国鉄ディーゼルカーの撮り納めが先に済ませた方が良いかと思います。

まあ只見線も冬季に豪雪で風が吹く中、2段窓で隙間風が入る車内構造よりも、キハ100系・キハ110系の固定窓の方が保温性は良いですからね。但し只見線も冬季は大雪で運休区間が発生しますので、其処までJR東日本もサービスする程の事では無いのかも知れませんが。

この時期日も長いので、爽やかな新緑の中を走るキハ100系・キハ110系の旅に出てみては如何でしょうか。

写真は1999年4月撮影


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