03系3ドア車に初の廃車発生!

当鉄道ブログで何度か書き込みしておりますが、東京メトロ日比谷線で運転されている03系電車は、後継の13000系の運転開始と増備に伴い順次、廃車されております。

今月に入って03系の3ドア車(VVVF)に、初の廃車が発生いたしました。今回廃車された03系3ドア車は40編成で、こちらの車両は1994年7月4日に、東急車両(現 総合車両製作所)で製造された、03系最終グループの車両でございます。

今回、後期型の車両が廃車されたのは、検査切れに迫った為、VVVFで3ドア車にも拘わらず、廃車されたのでは無いかと思います。

未だ鉄道車両の経済的寿命の、25年も満たないまま廃車されましたので、ちょっと惜しい感じもいたしますが、かと言って今更、全般検査や重要部検査を受けるのも、13000系が増備されている状況下の元では不経済ですからね。

ただ気になったのは、03系40編成の先頭車(1号車・8号車)が、トレラーに積載されて陸送されているシーンが、youtubeで公開されておりましたので電動車に改造の上、中小私鉄で運転されるのでしょうかね。

まあ日比谷線の歴代車両でも初期型の3000系に比べると、03系の方が20年経った現在でもそれ程、陳腐化している様には見えませんですからね。3000系が運転されていた頃は東武の2000系と同様に、20年を経過した車両は非冷房で車内も陳腐化が激しかったですからね。その頃に比べれば03系も20000系も、経年は経ったとは言え車内の見た目は、陳腐化している印象は無いですからね。

譲渡された03系40編成の、先頭車が新たな転職先で、セカンドキャリアを築いて欲しいと思います。

写真は東武スカイツリーラインの撮影地、西新井~竹ノ塚間を走る03系24編成電車の北越谷行き。

撮影日2017年5月7日



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