臨時運用の可能性有るのかな

こんにちは。3月最後の土曜日、皆さんは如何お過ごしでしょうか。

線路内に侵入した車との衝突・脱線で損傷した、E531系K417編成は現在、内原駅近くの留置線に収用されております。

昨日のブログでもお伝えいたしましたが、E531系の基本編成(グリーン車2両連結された10両編成)は、26編成が製造されうち、24編成が営業運転で使用されております。

また残り2編成は予備運用となっている様ですが現在、1編成が機器更新で入場中の為、予備運用無しの状態でございます。

付属編成もワンマン改造等で、余裕も無さそうですし、先頭車両を付属編成から用いて運用させるのも、難しい状態でございます。

そこで苦肉の策として、利用者の少ない列車を運休させ、1運用を減らし予備車を確保するか、或いは車両の形式差し替えで、運用して乗り切る方法が、良いかと思います。

写真のE501系は現在、常磐線のみの運用で、土浦~草野までが、運転範囲の様です。

これをE531系の普通列車の運用に、期間限定で差し替えて、利用者の多い品川・上野~土浦・勝田で、運用できれば良いですね。

デメリットの面としては、グリーン車の連結が無い事や最高速度が、120kmとE531系の130kmに比べ、遅くなる点でしょうか。

メリットはオールロングスシートの為、通勤・通学時のラッシュ時間帯で、乗客を多く運べる点かと思います。

またトイレも改造して、取り付けられておりますので、その辺りは問題無いですね。

JR側での課題は、取手~藤代に有るデッドセクションで、直流↔️交流の切り替えが問題無く、クリアできるのかが課題になりますかね。

あとは上野東京ラインの運用に就く場合、上野~品川ではまだ試運転も、行っていないので、試運転や乗務員訓練も必要になりますね。

その他にはE501系を土浦以南で運転する場合、土浦・水戸~いわき・草野までの、10両編成の運用をE531系の5両又は10両に、運用させる為の変更も、必要になりそうですね。

今後JR東日本水戸支社から、車両運用に関する編成のお知らせも、利用者に告知されるかと思いますので、経緯を見守りたいと思います。

※写真は常磐線を走るE501系電車。

撮影日2020年8月30日 日立~小木津にて


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