キハ28・58と混結で走る、懐かしのジョイトレ「ふれあいSUN-IN」号!

国鉄末期の1986年にキハ28・キハ58を改造し、米子管理局(現 JR西日本米子支社)のジョイフルトレイン「ほのぼのSUN-IN」が、定期列車の快速、とっとりライナー号との混結で、運転された珍しいシーンを今日はお届けいたします。
こちらの写真は、山陰本線 泊~松崎間で撮影いたしました。晩夏の2003年9月の連休中に運転された快速とっとりライナーの定期列車に、ジョイフルトレインの「ほのぼのSUN-IN」が連結されて、運転された例は過去にも有ったと思いますが東京で仕事をし生活している私にとっては、この様なシーンの列車はとても新鮮でした。
撮影当時はその年の10月から新型車両のキハ126系ディーゼルカーで、快速とっとりライナーも運転されることが決まっておりましたので、キハ28・58が、キロ29・59の混結運転は、最初で最後の撮影となりました。
「ふれあいSUN-IN」には残念ながら1度も乗車する機会が無く、2007年の検査切れと老朽化に伴い同年7月6日で廃車解体されました。ただキロ59 505のみ、「ほのぼのSUN-IN」と編成を組んで運転されて来ましたが、2008年7月に検査切れの為、同年11月17日で廃車されました。その後2009年1月に、車両事故を想定した救助訓練に使用され、多くの部位を破損・切断されそのまま2月に解体されました。
「ふれあいSUN-IN」も「ほのぼのSUN-IN」と連結して、ジョイフルトレインとしての運用に就く機会も多かったので、山陰本線では混結で運転される機会もしばし見られました。車内構造もお座敷車両がどちらも連結されておりましたので、大勢の団体が応募してツアーに参加された旅客へ柔軟な編成運用ができたのは、良かったと思います。
ディーゼルカージョイフルトレインがほぼ全廃してしまったJR西日本ですが、来年デビューする豪華寝台列車の「トワイライト瑞風」が、集大成として今後はJR西日本のエリアを、隈なく走ると思いますので山陰本線で日中に、トワイライト瑞風号の豪華ジョイフルトレインとして、今後の活躍を楽しみたいと思います。


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