雪化粧のコンテナ貨物列車

おはようございます。昨日からの寒気で、日本列島は冬型の気圧配置が強まり、今日も日本海側を中心に大雪・強風の天気で、最強寒波が続いております。
センター試験最終日の今日、受験生も交通機関の乱れに不安な気持ちで、試験会場へ向かった生徒の皆さんも、多かったのではないでしょうか。
今日の冬型の気圧配置の影響で大雪・強風が続く日本列島では、降雪の地域で新幹線・特急列車の遅延や運休も発生しております。今日これから外出される方々は、各交通機関のホームページをご確認の上、運転見合わせ・運休・欠航・通行止めの情報にご注意下さい。
前置きが長くなりましたが、今日は雪に因み今から9年前に、山陽本線の有名撮影地、須磨~塩屋のカーブを通過する貨物列車を掲載いたします。
撮影したのは2008年2月ですが、この日は京都・大阪方面の貨物列車や新快速列車・快速列車が滋賀県内の積雪の影響で、屋根に雪を載せて同区間を通過するシーンが見られました。貨物列車も例外では無く、コンテナ背面には雪の背面となって尾灯表示板迄が、雪に覆われて通過して行きました。
東北・北海道方面発着のコンテナ貨物列車は、尾灯表示板に積雪で判読しにくい状態に陥り、後続列車との衝突を防止する為、LED式の尾灯表示器で通年運行されておりますが、東海道本線山陽本線および四国・九州方面の貨物列車は、東北・北海道の様な積雪が滅多に無い為、簡易式の尾灯表示板で運転されております。
これらの貨物列車も、西へ進むに連れて背面にこびり付いた雪も解けて行きますし、尾灯表示板も解けて赤い表示で役割を果たしますので、このまま日中の運行に支障を来たす可能性は低いと思われたのも、吹田貨物ターミナルでの表示板の交換も行われなかったものと思われます。
ただ山陽本線では滅多に見られない背面雪に覆われた、コンテナ貨物列車でしたので思わず夢中でシャッターを切りました。
東京は現在、冬晴れの天気ですが、これから鉄道撮影で撮影地に足を運ばれる方々は、強風による交通機関の乱れの他に、強風によるカメラ倒壊による破損等に気を付けて下さい。また降雪地帯で撮影されている方々は、前述の通り降雪による運転見合わせ・運休・欠航・通行止めに注意し、無理の無い様に行動して下さい。
場合によっては今日、帰宅できない事も考慮し現地近くの宿泊地の予約や、代替交通機関への予約も行ってサバイバルな環境へ対応して下さい。


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