その他に特急しらゆき号も途中の羽生田辺りで積雪により抑止され、車内で過ごされた乗客やその他の同線を運転する普通列車も、抑止で一夜を過ごされた様です。
新潟県内の交通機関は、新潟空港を発着する国内線も夕方近くまでは、滑走路の除雪作業等で欠航も相次いでおり、新潟と佐渡を結ぶ船舶も、欠航が発生しております。また道路も通行止めや積雪による渋滞で、高速バスの運休や遅延も発生している状況かと思います。ただ上越新幹線は、豪雪地帯を運転すると言う事も有り、雪害対策を整て居る為、今朝も始発から平常運転です。
さて昨日の鉄道ブログで、E235系の配給輸送を撮影いたしましたが、その前に高崎線の大宮~宮原間を通過した新座貨物ターミナル発、新潟貨物ターミナル行きの5097レ貨物列車は今日の9時現在、南長岡で抑止中です。
先頭の機関車EH200-15号機の、ブルーサンダーが牽引するコンテナ貨物列車は南長岡で機関車やコンテナ貨車と共に、雪まみれの状況で南長岡で抑止中かと思います。首都圏では積雪の無い状態で出発した5097レ貨物列車も、新潟の長岡では上越国境の積雪に加えて、新潟中越地方の積雪で更に雪が積もっての待避かと思います。
県庁所在地有るファーストシティー新潟とセカンドシティーの長岡の行き来で有れば、上越新幹線で移動もする手段もございますので、通勤・通学で移動もできますが上越新幹線が通らない地域では、小都市を除けば除雪も進んで居ないと思いますので、陸の孤島になっている可能性もございます。
JR東日本も今後やJR西日本で4年前にデビューした、キヤ143形ディーゼル式ラッセル車の導入も、今回の豪雪を目途に導入を検討するのでは無いでしょうか。ただ独自に開発となると時間と費用も掛かりますので、JR西日本のキヤ143形のJR東日本版として、キヤE143形又はキヤE130系等のディーゼルカーラッセル車やロータリー車の新製になっても、おかしく無いと思います。
冬季は除雪用で活躍し、夏季は車両センターの入れ替えや、軌道試験や救援車両の牽引等で、活用して行けば良いのでは無いでしょうか。
国鉄時代に製造されたDD14・DE15等も、老朽化の問題や機関車と言う事も有り、冬季以外は休車扱いでは不経済ですので、ディーゼルカーとして車両基地の入れ替えと、救援車両での活用および軌道試験を兼ねて運転すれば、無駄も無くなりますからね。
さて5097レ貨物列車も今日いっぱいは恐らく、南長岡で終日抑止が続く状況だと思いますので、新潟貨物ターミナルには明日又は明後日の到着になりそうな予感もいたします。
1日も早い運転再開を望みたいですが、まだ寒気の勢力が強いので、これから明日に掛けても大雪が予想されます。明日・明後日はセンター試験が行われますが、文部科学省も豪雪の状況を考慮して、日程をずらす等の対応をして欲しいと思います。
※写真は高崎線の大宮~宮原間を通過中の新座貨物ターミナル発、新潟貨物ターミナル行きの5097レ貨物列車。昨日、埼玉の新座を14時25分に出発し、新潟へは当日の20時45分に到着予定のコンテナ貨物列車だが、現在も雪まみれ?になった状態で12日10時現在も、南長岡で待避中で有る。
撮影日2018年1月11日