運転見合わせは解除されました!

こんばんは。今朝は東海道本線西岡崎安城間で発生した、踏切事故影響で衝突した車は大破し炎上し、313系5000番台の電車は、脱線と乗降扉の損傷・ガラスの破損の被害が、発生いたしました。

この事故で大破した車のドライバーが、お亡くなりになりました。また電車の乗客も4人が治療の為、病院へ搬送されました。

東海道本線は当初、豊橋~名古屋間が運転見合わせとなり、その後は刈谷~岡崎間で運転見合わせとなりましたが、上下線共に20時前に運転再開となりました。

大動脈の東海道本線は、踏切事故に遭遇した区間では、普通列車の他に快速列車や寝台特急サンライズ出雲・瀬戸号・貨物列車も走っており、都市間の旅客輸送を東海道新幹線に担って貰うにしても、地域輸送や都市間の貨物列車の運行は、重要な路線ですので長期の運転見合わせや運休は、大きく支障を来たす結果になりますからね。

今回、中破した313系は5000番台のY102編成で、岐阜の大垣車両区に配置されている車両でございます。特別快速・新快速・快速・普通列車と、東海道本線の特急・急行以外の運用をこなす313系5000番台は、700系新幹線で実用化されたセミアクティブサスペンションや車体間ダンパを設置し、乗り心地の改善を図りました。また行先表示器はフルカラーLEDになり、従来の幕式方向幕よりも見やすくなりました。更に車内は車端部・横扉も含めて転換できるシートに、変更されたのが特徴でございます。

東海道本線でのマルチな運用に欠かせない313系5000番台で、踏切事故の被害に遭ったY102編成は今後、JR東海の名古屋工場か、日本車両の豊川蕨で修繕されると思いますが、1編成が営業運転できない為、代替の313系が運用に就くものと思われます。

全539両の313系で、普段は東海道本線の名古屋周辺の東海地区の運用で、313系で運用されていた列車を311系に差し替えたり、2両のミニ編成を各番台で連結して、運用されるのかは分かりません。明後日実施されるダイヤ改正前の踏切事故に、JR東海も頭を悩ませていると思いますが、利用者への負担と不満にならない様に配慮して欲しいと思います。

写真は御殿場線 山北~谷峨間を走る、313系3000番台の国府津行き。(撮影日2006年4月)

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