唯一の定期運用で残る新潟の485系電車

485系交直流電車はジョイフルトレインの特殊用途を除き現在、JR東日本新潟車両センターに2編成が運用されております。

こちらの2編成は嘗て、特急いなほ号・同北越号に使用されていた485系3000番台で、R26編成・R28編成の6両2編成の12両が、新潟と糸魚川をほぼ毎日運転する、快速電車に充当されております。

原型の485系仙台車両センターにA1+A2編成の6両1本が在籍しておりますが、今月19日のさようなら運転を以て引退いたします。

485系もここ数年は、九州新幹線の開業・北陸新幹線の開業・北海道新幹線の開業と次世代特急電車による置き換え、老朽化に伴い数多くの車両が廃車になりました。

前述の485系A1+A2が今月19日の運行で引退した後は、新潟~糸魚川を毎日運転する快速列車のみになります。既に特急での運用は無く上記快速運転の電車も、ここ数年でE653系に置き換えまたはえちごトキめき鉄道乗り入れの為、状況によっては廃止になる可能性もございます。

仙台車両センター主催の485系さようなら運転に乗車できなかった方々が、原型ではございませんが新潟車両センター485系3000番台に、クローズアップし何時引退の時が来ても良い様に、乗車と撮影をしてみては如何でしょうか。

写真は羽越本線 小砂川~上浜間を走る、特急いなほ号(現在はE653系に、置き換えられております。)2014年3月撮影。

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