逆行で鉄道写真を撮影する

おはようございます。7月最初の土曜日、如何お過ごしですか。

さて鉄道写真を撮影する場合、逆行で撮影いたしますと、前面が黒く潰れてしまう場合があります。本来であれば順光で撮影できれば良いのですが、撮影場所の制約や目的の列車運行時間帯の制約等で、中々上手く行かない場合が多いのも、鉄道写真を撮影する際の悩み処です。

逆行で撮る場合は先ずは試し撮りとして、練習用に何回かシャッターを別の角度から撮影し、1チェックづつモニターを見てから撮影して行く方法や、カメラのホワイトバランスを微調整しながら撮影して行けば、逆行でも列車前面が黒く潰れることを防いで行けると思います。

従来のフィルムカメラでは、前面潰れも現像やプリント仕上がり迄は分からず、永年の勘と経験で撮影するしか方法がございませんでしたが、デジタルカメラであれば試し撮り撮影と調整しながら試し撮りもできますので、逆行でも思考停止せずに撮影して欲しいと思います。

この週末、撮影地へ足を運ばれる方々は、熱中症や急な雷雨等に気を付けて下さい。それでは行ってらっしゃい。

写真は東海道本線 山崎~島本(当時は高槻)を走行する、207系新三田行き普通列車。(2008年3月撮影)

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