留萌本線廃止区間へのアクセス輸送に、札幌や旭川からの特急設定を!

来月の4日を以て留萌本線の留萌~増毛間が廃止される迄、あと1ヶ月となりました。JR北海道も今後多くの鉄道ファンが最後の乗車を楽しむ為に、臨時列車の設定や旭川からの、留萌本線フリーきっぷの発売も開始される様になり、いよいそラストランに向け、これから混雑して行きそうです。
臨時列車は旭川からの直通列車は設定される様ですが、札幌からの臨時列車は残念ながらございません。札幌から鉄道で移動する場合は、深川駅での乗換が必要になります。そこで今回深川駅での乗換の手間を省く為に、札幌からイベント向けの臨時列車として、特急を設定されてみては良いのではないかと思います。
車両はキハ183系キハ261系辺りの車両を充当し札幌(場合によっては新千歳空港発があれば便利です。)から発車しキハ261系で運転する場合は、将来充当する予定の特急オホーツクや特急サロベツの試運転を兼ねて、実績運転をしておけばフィードバックに繋がります。車両は4両編成で運転し車内はグリーン車・普通車の設備を備えた、最初で最後の留萌本線特急列車として走れば、混雑解消にも繋がります。
特急とかち用キハ261系を候補にしたのは現在、根室本線は今年8月に発生した台風の影響で、多くの被害が発生し現在見合わせ中の為、あまり稼働されておりません。この為、留萌本線 留萌~増毛間廃止までは支障を来たす可能性は低いので、最初で最後の留萌本線の特急として走らせれば、北海道以外の地域や海外?からの乗客もストレスを感じることなく移動できると思います。
キハ261系 新千歳空港・札幌発、滝川・深川周りの増毛行き特急、さようなら留萌号・雄冬号・しょかんべつ号等の愛称を用いれば良いと思います。まあ本来は札沼線も石狩沼田で留萌本線と合流するのでは無く、増毛で合流し接続できれば、今回の廃止に関しても状況は大きく変わっていたと思われます。
この辺からは私の理想論や妄想も含められますが、札沼線留萌本線・羽幌線経由の特急が、札幌又は新千歳空港から運転されたのならば、その愛称は特急 やきじり号や特急天売号になって、宗谷本線の稚内まで運転されていたのではないかと思います。
今となったは幻におわりましたが、増毛から先の雄冬地区の方は、岩盤や地質の悪い場所が多く雄冬周りの鉄道ルートは実現しませんでした。
もし札幌から雄冬経由で増毛入りし留萌本線を乗車される場合は、沿岸バスでの移動になります。ただ1日1往復の運転で札幌から増毛を移動する場合は、夜間の到着になりますし増毛から札幌へ移動する場合は、増毛を午前中に出発しますので、利用される場合は予め時刻表でご確認の上、ご乗車願います。
写真は根室本線 芽室~御影間を走る、特急スーパーとかち号の札幌行き。(2009年9月撮影)


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