山線に臨時特急が運転されます!

こんばんは。本日昼頃に更新したブログで、JR北海道室蘭本線 洞爺~有珠間で発生した、JR貨物ディーゼル機関車脱線の影響で、明日も室蘭本線長万部~有珠間で終日、運転見合わせとなります。

今日の未明に発生した脱線事故の為、函館~札幌を結ぶ特急スーパー北斗・特急北斗号は終日運休になり、明日も終日運休が決定しております。この区間を移動される方々は、航空機や高速バスでの移動となりましたが、明日からは僅か1往復ながらも、JR北海道キハ183系を使用した、小樽周りの函館本線の通称山線(以下山線)を、臨時特急が運転されます。

山線周りの函館~札幌を結ぶ臨時特急は、特急ヌプリ号や特急ニセコ号の臨時特急で、運転された経験がございますので、キハ183系が山線を走る姿を撮影しようと、残雪残る羊蹄山バックの撮影地や、塩谷~小樽の日本海バックで撮り鉄される、鉄道ファンも訪れると思われます。

ただ山線も普段は長万部~札幌間は、快速列車や普通列車のみなので、せめて季節列車で2往復位は運転できないものかと思います。また車両もキハ183系の普通車5両編成でグリーン車の連結や車内販売も無い為、何だか物足りない感じの臨時特急の運転と言った感じです。

山線も過去に有珠山の噴火で室蘭本線が運転見合わせた20年位前に、キハ281系が山線を経由して函館~札幌間を運転いたしましたので、今回の脱線事故で特急スーパー北斗号や、特急北斗号が運休の分、函館運転所のキハ281系もできれば運転して欲しかったと思います。

また札幌から山線経由の特急は、キハ261系グリーン車付で運転しても、良かったのではないのかと思います。ただキハ261系が山線で試運転した実績も無い為、今回は札幌~伊達紋別を結ぶ臨時特急での運行となるのは残念です。

来月実施されるダイヤ改正で、山線経由の臨時特急のスジは立てて欲しいと思いますが、時刻表で山線経由の定期特急が運転されるとなれば、愛称は特急北海・特急ニセコ・特急ヌプリ・特急はななす号等になるのでしょうかね。もし運転されるとなれば、キハ261系ディーゼルカーでの運転になると思われますので、自然災害・脱線事故等のトラブルが発生した場合に備えて、キハ261系も山線を走行できる様に試運転をして、フレキシブルに対応して欲しいと思います。

室蘭本線の運転見合わせ区間の、復旧が1日でも早く進みます事を、心から願っております。

写真はキハ261系のイメージです。

2月25日7時30分更新

室蘭本線は昨日夕方、運転見合わせ区間が開通し現在は、通常通りの運転です。



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