10年ぶりに復活する!JR北海道の特急ライラック号789系

こんばんは。週末金曜日の夜、如何お過ごしですか。夕方のブログで来年のJRグループの、ダイヤ改正に関するブログを書き込みいたしましたが、JR北海道メインのダイヤ改正とも言える今回の注目点は、青函特急で使用された789系0番台が、特急ライラック号で復活することも、1つのニュースでしょう。
特急ライラック号は、今から10年前の2007年10月1日のダイヤ改正で、781系特急電車での運行終了と共に、愛称名も廃止されました。
今回特急オホーツク号の一部と、特急スーパー宗谷号・特急サロベツ号の運転区間短縮に伴い、札幌からの接続する特急として復活いたしました。
まあ789系1000番台で運転されている、特急スーパーかむい号と愛称名を区分する為に、新設したと思われますが、同時に札幌~旭川間で、電車特急としては初めてグリーン車を連結し、営業運転することも決まりましたので、JR北海道の営業政策上、愛称名を分けたのではないでしょうか。
JR北海道ではどちらかと言えば、電車の方が余裕あるくらいに多く配属されている反面、ディーゼルカーの方が不足している印象でございます。キハ183系もリニューアルされている車両があるものの、冬季の厳寒な北海道では豪雪による下回りを中心とした痛みも激しく、本州・四国・九州の鉄道車両に比べると、寿命も短いのも理解できます。
また従来の鋼鉄製車体から、特急を含めてステンレス車体にしているのは、前述の冬季のメンテナンス負担の軽減や、その他のメンテナンスコストの低減も、あると思いますので次世代の一般型ディーゼルカーも今後は、ステンレス製で製造されるのではないでしょうか。まあこれはあくまでも予想なので悪しからず。
さて789系電車で来年春から運転される、特急ライラック号は青函特急時代に運転されていた、特急スーパー白鳥と同様の塗装で運行される様です。ヘッドマーク781系で運転されていた時代のものを使用するのかは、定かではございませんがもしかしたらLEDタイプになるのかも知れません。
今後JR北海道から、来年春のダイヤ改正で運転される特急列車のヘッドマークを、公開すると思いますのでファンも発表される日を、待っている事だと思います。
JR北海道ももし函館本線室蘭本線新函館北斗東室蘭で電化が完成していたら、特急スーパー北斗や特急北斗も785系・789系が使用されていたと思われますが、あまりにも電化コストが掛かり札幌を中心とした北海道の都市圏では、人口も少なくなり費用も掛かる電化は、限定された区間に留まってしまいました。
ディーゼル特急の方がキハ183系の老朽化で、不足気味になり今回のダイヤ改正の概要は、残念な結果となってしまいましたが、キハ261系の増備が進み車両数に余裕が出て来た時には、前述の特急オホーツク・宗谷・サロベツ号の、札幌発着を復活して欲しいと思います。
写真はイメージです。


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