さて今朝のブログでは、東海道本線の東京～熱海間のJR東日本で走っていた、湘南色の113系電車に関する記事を書き込みましたが、今夜もJR東日本の千葉支社で2011年9月1日まで運行していた、113系スカ色の写真をお届けいたします。
JR東日本に所属していた113系電車はスカ色が、千葉支社で最後まで活躍していた113系ですが、早いもので全廃してから6年近くが経ちました。1999年12月のダイヤ改正で、総武快速線と横須賀線からの直通電車がE217系に全て置き換えられてから、千葉以東の総武本線・成田線（我孫子～成田間除く）・鹿島線・東金線・外房線・内房線で、6両編成と4両編成の2種類で、運行されておりました。
2006年3月のダイヤ改正では、東海道本線でE231系とE217系での運行に統一され、113系の湘南色は全廃されましたが、状態の良い余剰車の2000番台を中心に、房総地区で運行されていた古いスカ色の113系を、老朽廃車して置き換えて行きました。
その後、房総地区に211系電車が投入され、状態の悪い113系を置き換えて行きました。房総地区の千葉支社の普通列車は暫くの間、113系と211系で運転されて来ましたが、京浜東北線E233系投入で余剰になった209系が、房総地区で使用されることになり、2009年10月のダイヤ改正から投入され、113系・211系を置き換えて行きました。そして前述の通り113系は2011年9月1日で房総地区での運転を終了し、211系の2013年3月のダイヤ改正で、房総地区での運行を終了いたしました。
現在、房総地区の千葉支社ローカル運用は、209系2000番台は運転されておりますが、今年3月のダイヤ改正では、平日運転のE217系電車の特別快速（東京～館山での運行で、君津から先は付属4両編成での運転です。）が、運転取り止めになり、更に日中は木更津や君津での乗換を強いられるダイヤ改正になりますので、旅客サービスの低下は免れそうにありません。
アクアラインの開通で、特急さざなみ号も大幅な減便になり、今度は普通列車も運行サービス減少と悪循環を招いておりますが、木更津・君津での乗換を強いるのであればせめて、木更津・君津方面への電車は東京方面からの電車を多く、設定して欲しいと思います。なお内房線に関する話題に関しては後日書き込みたいと思います。
ブログの書き込みが脱線いたしましてすいませんでした。さて掲載の写真は、総武本線の物井～佐倉の撮影地（通称モノサク）で撮影した、113系電車と211系電車の離合シーンです。この区間は鉄道ブログでも話題になる撮影地ですが、最近は主にEF64牽引の貨物列車やイベント列車で話題になる撮影地です。
特急成田エクスプレス号のE259系や、特急しおさい号の255系もこの区間を高速で通過いたしますが、物井の駅から約20分弱の場所でございますので、今の時期成田山新勝寺の初詣客の臨時列車や、送り込みの回送列車も走っておりますので、この週末も賑わう撮影地になると思います。ただ房総勝浦地区でのSL運行に、撮り鉄が多く集結すると思いますので、こちらの撮影地は割と静かな方かなと思いますので、良い写真撮影を狙って来て下さい。そして事故には気を付けて移動して下さい。
