現在、特急ソニック号に使用させる車両は、大分車両センターの883系と福岡車両区の885系が使用されております。883系は前述の大分車両センターへ全車56両が配置され、885系は福岡車両区へ全車66両が配置されております。なお福岡車両区の885系は、特急かもめ号と共通運用でございます。
もし特急ソニック号のダイヤ確保と、運休を回避する方法としては、885系の予備運用に余裕を持たせて置く事が、883系が不具合に見まわれた時でも対応する事ができます。885系も883系と同様に振り子式の交流型特急電車ですので、883系と同等の速度設定で走る事は可能です。
まあ理想としては、以前ブログで書き込みいたしましたが、特急かもめ号の博多~長崎間の運用に783系を復帰させて、885系の特急かもめ号の運用を差し替えて、特急ソニック号の運転確保へ対応すれば良いと思います。
883系もこれから次の検査では側面の方向幕を、フルカラーLEDへ改造される可能性も、否定できませんので、入場時に883系で運転されていた特急ソニック号をカバーできるのは、予備車に余裕が有る885系だと思います。
来月のダイヤ改正でJR九州の、特急列車に関する車両の運用が、未だ憶測でございますので何とも言えませんが、長崎本線の肥前山口~諫早よりも条件の良い、小倉~大分間の日豊本線の方で振り子を使用し、単線区間の少ない日豊本線に優先させた方が良いと思います。
写真は日豊本線 大神~杵築間にて。(2008年12月撮影)