南武線の209系電車が千葉へ転属!?

JR東日本の中原車両センター(ナハ 以下ナハ)に配置されていた、209系2200番台のナハ53編成が、千葉の幕張車両センター(マリ 以下同じ)へ転属し、サイクリングトレインとして新たな輸送に就くそうです。

恐らくナハ53編成の塗装は掲載写真と同様の、マリ配置の209系と同様の塗装になると思われます。まあ千葉支社のマリンブルーと菜の花のイエローをイメージした塗装で、特急から普通列車まで運転されておりますからね。まあE217系E233系5000番台E259系はちょっと異なりますが。

今回ナハ53編成の209系2200番台が、廃車になるのではないかと噂されておりましたが、房総方面のサイクリングトレインとして、新たに改造されて運転されるのは、喜ばしい事だと思います。

以前、ちょっとパロディー的なブログで、JR西日本207系Z1編成(7両固定編成)を、ジョイフルトレインへ改造してみてはどうだろうかと書き込みいたしましたが、JR東日本の209系でまさか実現するとは思いませんでした。

サイクリングトレインで209系を活用すれば、4ドアですので自転車の乗降もスムーズに行くと思います。何せスペースも取りますし、1ドアや2ドアで有れば自転車の持ち込みで、乗降時に遅延の原因にもなりますからね。

さてマリに回送されたナハ53編成は今後、サイクリングトレインに改造の為、回送されると思いますが、その際に座席の撤去と自転車の取り付けスペースの設置、更にトイレの設置等も行われると思います。

座席もマリ配置の209系の様に一部、ボックスシートが設置されるのでしょうかね。多分マリへ回送されたナハ53編成を改造して運用する際に、千葉支社で現在チェックが行われていると思いますので、終わってから配給回送になるのだと思います。

さて自転車を持ち込む際に駅も一部、改良工事を行う必要が有ると思います。千葉支社のジョイフルトレインの位置づけになる為、乗降の多い千葉駅で自転車を持ち込む際に、混雑を避ける為の対応工事や、千葉支社管内の駅で乗降しやすい駅を指定して、運転されるものと思われます。

まあ現実的には地上駅での扱いが容易かと思いますし、橋上駅舎でエスカレーターの無い駅では、やや難も有りますしその為だけに多額の費用を掛けるのも、現実的では無いと思いますので、サイクリングの乗降できる駅は限られるのではないでしょうか。

ただ千葉県内の道路事情も少しづつ改善されて来たとは言え、まだまだ十分で無い地域もございますので、それらの地域へ移動する場合は、サイクリングトレインも便利かと思います。

例えば千葉銚子は現在、高速道路も通っておりませんし国道だけですので、道幅も狭く車の量も多く自転車もやや走り辛いと思います。その時にサイクリングトレインが千葉から銚子で運転された場合、銚子から銚子大橋を渡って茨城の神栖・鹿嶋・鉾田・水戸方面へ移動する事も可能ですし、体力消耗や体への負担も軽減できます。

今後の運転スケジュールダイヤで、どの区間で運転されるのかは、これから具体的になって来ると思いますが、楽しみの1つにしたい列車になる事を、期待したいと思います。

写真は外房線を走る209系電車。


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