武蔵野線を走る89レ貨物列車

こんにちは。今朝の東京は曇り空の天気ですが、曇り空の切れ間から、青空が覗いた天気でございます。

先月、武蔵野線の撮影地、埼玉朝霞の浜崎橋で、隅田川貨物ターミナル発、北長野行きの89レ貨物列車を、遂に撮影する事ができました。

EH200型直流機関車のブルーダンダーことブルサン牽引の89レ貨物列車の撮影は、この日の撮影までに何回も挑みましたが、カメラトラブルやピンボケ、シャッター切るタイミングを逃し、撮影できない日々が続いておりました。

しかし撮影した先月23日に、現地の天気は晴れの天気も有り、また撮影地もゆっくり通過しておりましたので、撮影する事に成功いたしました。

89レ貨物列車は前述の発着で運転されておりますが、経由は常磐線武蔵野線中央本線篠ノ井線信越本線を経由しております。

隅田川貨物ターミナルから、長野方面へ向かう貨物列車の場合、常磐線の馬橋から武蔵野線方面へのアプローチ線を経由して行く形となりますが、この経路で有ればわざわざ終点の北長野まで、方向転換や機回しをしなくても済みますので、武蔵野線が貨物列車の運転を円滑に果たす役割が、活かされていると思います。

旅客列車でも昨日、上野を出発した臨時寝台特急カシオペア紀行信州号も、EF64が通しで牽引できるのは、常磐線武蔵野線中央本線とアプローチ線で、それぞれ接続されているのが大きいと思います。

後は大宮から東北・上越北陸新幹線を利用し、東京多摩西部方面への旅客輸送として、武蔵野線経由のむさしの号や、千葉方面発着のしもふさ号も、武蔵野線とアプローチ線を生かした輸送を、実施しております。


さて89レ貨物列車ですが、14時49分頃に隅田川貨物ターミナルを出発し、北長野には翌日の6時50分に到着いたします。なお越谷貨物ターミナル~北長野は休翌日は運休になります。

普段、私たちは利用しない貨物列車もネットで運転時刻や発着、どの様な貨物を輸送しているのかを、調べると興味が湧いて来ると思います。

因みに上り列車は88レ貨物列車として運転され、北長野20時39分に出発し、隅田川貨物ターミナルには翌日6時47分に到着いたします。

89レが撮影しやすいのは、武蔵野線信越本線がベストと言った処でしょうか。中央本線も今の時期は明るいですが高尾から先の甲府方面は山々に囲まれ、日も当たらなくなり夜を迎えますからね。


写真はEH200-17号機(高崎機関区)が牽引する、89レコンテナ貨物列車の北長野行き。(撮影日2017年6月23日)




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