先月25日の当鉄道ブログで、大宮車両センターへ配置されていた、651系OM302編成が、EF81に牽引されて郡山総合車両センターへ回送されました。
その後の状況を知りたい為、SNSで確認していたら中間車(9号車・10号車)が解体線に移動し、重機で解体され様としてしている画像を発見し、予想通りとは言え解体の結果は残念としか言い様がございませんでした。
確かに、特急あかぎ号も付属編成を連結する位に、混まない状況で編成の見直しになり、長期間に渡り大宮車両センターの片隅で、留置されておりましたので車両は傷み、検査を通しても転用できる線区も無い為、廃車解体の結果にしたのかなと思います。
まあ私としては、大宮方面から房総方面の臨時列車や、日光・那須方面の臨時列車等に、使用して頂ければ良かったのにと今でも思う事がございます。
4両+4両の8両で運転する場合、通り抜けできないデメリットもございますが、冬季は隙間風も侵入しないのと、踏切事故の際に運転手の安全も確保されておりますので、その面でのメリットは大きいと思います。
両毛線・水戸線も普段は普通列車ばかりですので、北関東を環状する列車として快速・急行・特急種別の何れかで運転し、座席は全車指定で運転しても良かったのでは無いかと思います。特急だと料金面で高くて利用率が悪いと思うので有れば、快速列車の全車指定席でも良いのでは無いでしょうか。
以前、北関東自動車道を経由していた、高速バスの運行も廃止され、群馬から栃木・茨城へは両毛線・水戸線の移動のみになりましたが、臨時列車でも良いので651系を使用した4両編成の快速列車で有れば、バスで運行していた本数分は、確保できる乗車人員かと思います。
今後、JR東日本も旅客へ我慢と束縛の鉄道移動を、リーズナブルな料金で庶民にも提供して欲しいと思います。
撮影日2017年10月1日