湘南新宿ラインの南行き列車も多様な行先になれば便利だな

湘南新宿ラインの運転系統に於いて、宇都宮線発着の列車は横須賀線の逗子・大船行きに設定され、高崎線発着の列車は東海道本線の平塚・国府津・小田原行きで運転されております。

湘南新宿ラインは基本的に、1時間辺り宇都宮線2本と高崎線2本の合計4本で運転されておりますが、これからを1本づつ東海道本線直通と、横須賀線直通に分ける事ができれば、埼玉・栃木・群馬から乗車し、神奈川県方面に向かう乗客は乗換無しで便利になります。

ただ宇都宮線高崎線から各1本づつ、東海道本線横須賀線への運行に分けるとなると宇都宮線の場合、横須賀線逗子行き方面は1時間に1本となりますので、横須賀線方面の利用者にとっては不便になります。しかし高崎線方面からの場合は、新たに横須賀線方面に直通する列車が、新たに新設されますので利便性は高まります。

湘南新宿ラインも東京の副都心は池袋~大崎までは、埼京線との線路が共用されておりますので、遅延が発生した場合にダイヤ乱れを、広範囲に渡って影響が出てしまう為、現状は難しいのかなと思います。

現在では上野東京ラインも直通運転が多くなり、宇都宮線系統に関してはわざわざ分け無くても良いのかも知れません。ただ高崎線から横須賀線直通の湘南新宿ラインは、今まで運転されておりませんので、乗換が必要になって来ます。まあその辺りに関しては、宇都宮線の方が棲み分けられている感じですね。

湘南新宿ラインの増発は、過密ダイヤと埼京線との線路共用の為に、これ以上は困難かと思います。東京の副都心を経由する為、利用者も多くグリーン車2両が連結されて居ても。ほとんど満席に近い運転ですからね。

もし埼京線が大宮から配線が、高崎線に接続されて直通運転も可能で有ったならば、埼京線りんかい線直通の他に、横須賀線系統の直通列車もできたのでは無いかと思います。


湘南新宿ラインのダイヤ・本数・車両に関しては、暫く変更も無いと思います。10両編成から15両編成で運転される湘南新宿ラインは、E231系1000番台E233系3000番台で4号車・5号車に2階建てグリーン車を連結し、今日も運転されております。


写真は北浦和~与野間のカーブを通過する、湘南新宿ライン北行き特別快速列車。写真を見ると15両の長大編成が如何に、迫力有る輸送をしているのかが分かる。

撮影日2017年11月12日



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