651系電車の付属編成てジョイフルトレインに向いているなあ

おはようございます。今朝の東京は曇り空で天気は下り坂です。これから雨模様の天気と肌寒さで、折角の土曜日もテンションが下がりそうな気分になります。

さて昨日は日光線に来春投入される、205系「いろは」に関する記事を書き込みましたが、ちょっとdisてしまった感じです。ただ小山車両センター205系も48両の配置で少なく、車両トラブルや踏切事故で運転不能になった場合に、専用のジョイフルトレインに改造した車両は、代替で運転する事もできませんので、2扉閉鎖して観光列車に改造するは、あまり適していない感じもいたしました。

もし改造するので有れば、仙石線で運転されている205系3100番台の様なL/Cカーに改造し、通勤・通学のラッシュ時間帯はロングシートにして車内の空間を確保し、閑散時間帯や土休日の観光需要が有る日は、クロスシートへ転換可能な仕様にした方が良かったと思います。

JR東日本の大宮支社もどうも旅客のニーズに沿った、運転を行っていない感じで運用の都合ばかりが優先されている様な感じです。まあこの辺りの書き込みは、あくまでも私見ですので悪しからず。

前置きが長くなりまして失礼いたしました。さてJR東日本に初めてJR型車両を投入したのは、1988年にデビューした651系特急電車ですが、651系も来年でデビュー30周年を迎えます。

最近は付属編成を中心に、老朽化と余剰により付属編成4両の廃車解体が進んでおります。現在、付属編成4両が配置されているのは、勝田車両センターに12両と国府津車両センター4両(伊豆クレイル用)の合計16両のみとなりました。

嘗て651系の付属編成は、特急スーパーひたち号・特急フレッシュひたち号時代は、8号車~11号車で運用されて来ましたが、今はその号車シールも撤去されたのでしょうか。

定期列車で651系に乗車できる列車は、特急草津号・特急あかぎ号・常磐線普通列車のいわき~竜田間で運転されておりますが、付属編成4両はいわき~竜田間の普通列車のみの運転です。

交直流電車の651系は交流50Hz用で、耐寒仕様になっているものの、耐雪構造ではございませんので、冬季の豪雪地帯での運転には向いておりません。ただそれ以外のJR東日本の電化路線で、狭小トンネルの中央東線ATCが投入されている線区を除けば、運転する事は可能でございます。

それならばいっそうの事、付属編成に関してはジョイフルトレインとして車内を、伊豆クレイルの様に改造して運転すれば良いのでは無いでしょうか。付属編成4両編成もその能力を活かした線区は、関東でも数多くございます。

ローカル線の電化路線で、土休日を中心にジョイフルトレインとして運転し、種別は快速又は急行(場合によっては特急も可)を運転し、普段は普通列車しか走っていない線区で、移動を楽しむ列車として運転すれば、利用者にも支持を得られると思います。

付属4両編成で有れば、大都市からの発着の場合は特急にしないと、乗客も多く乗って来てしまいますので、快速で運転するのは適しておりませんが、東京等の都市から離れた地方都市発着で有れば、快速列車のジョイフルトレインとして、運転する事は可能かと思います。

具体的には群馬の高崎から両毛線水戸線を経由し、茨城の勝田を結ぶジョイフルトレインや、埼玉の大宮から川越線八高線を経由して、中央線の高尾を結ぶジョイフルトレイン、或いは栃木の宇都宮と日光を結ぶジョイフルトレイン等を運転させれば、乗客にとってもワクワクさせる列車になるのでは無いでしょうか。

その他には夏季限定ですが、福島の郡山と会津若松・喜多方を結ぶ、ジョイフルトレインにも651系付属編成4両を、使用する事はできると思います。

日本も不況や少子高齢化とは言え、豊かになり鉄道輸送も輸送力増強で、乗客を1つの車両に詰め込む輸送では無く、移動して楽しい車両や快適に過ごせる車両を、運転して欲しいと思います。この事によってマイカーからの移動を、鉄道移動へシフトする事により、安全で快適に楽しく移動できる鉄道が、21世紀に生き残れる交通機関として役立つので無いでしょうか。


写真は北浦和~与野間のカーブを通過する、651系電車の回送列車。写真はグリーン車付の7両基本編成だが、付属編成4両編成は現在、勝田車両センター国府津車両センターのみの配置となった。

撮影日2017年11月12日



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