暫く増備はお預け?東京メトロ東西線15000系電車

こんにちは。週明け月曜日、如何お過ごしでしょうか。先週、東京に降った大雪は今も所々に積雪が有り、中々消えない残雪に近所の道路に山積みされた積雪も、美観を損ねている状況です。

さて2010年から製造された、東京メトロ東西線15000系電車は、現在16編成160両が自社線の東京中野~千葉西船橋の他に、JR中央総武緩行線東葉高速鉄道へ乗り入れし、運転されております。

東西線の沿線人口も高度成長期時代に、人口が増加して従来の7両編成から全て10両編成になり、更にラッシュ時はあまりの混雑で、05系の一部編成にワイドドア車も製造された位ですので、少子高齢化の日本どこ吹く風と言った感じでございます。

京城東地区の江東区江戸川区および千葉の浦安市市川市も、東京都心に近いベットタウンでございますので、これらの地区から東西線で移動し、東京都心の大手町の他に日本橋茅場町へ移動される方々も、多いのが特徴でございます。

その他に東葉高速鉄道とも乗り入れておりますので、運賃は高いながらも東西線に通しで乗車して、通勤・通学されている方々も多い状況です。

ただ東西線も東京の城西地区の中野区や杉並区を始め、東京多摩地区の吉祥寺・三鷹から乗車して、東西線で移動される方々はラッシュ時間帯を除いて、データイムは割と空いている状況ですね。逆に中央総武緩行線の電車の方がデータイムでも、乗車率は良い方でございます。

東京メトロ東西線とJR中央総武緩行線との乗り入れも、中野~三鷹および西船橋津田沼(平日ラッシュ時のみ運転)は、昔に比べて減少している様な感じです。

JR東日本E231系800番台も、国鉄型の103系1000番台・1200番台および301系電車の置き換え用として、2003年に新製され今年で15年経ちましたが、7編成70両の製造に留まっており、土休日は3編成のみが東京メトロ東西線で運転されている状況ですので、今後もこの様な運用が続くものと思われます。

まあもしかしたらE231系800番台も機器更新で、両数が足りなくなった場合、東京メトロ千代田線で運転されている209系1000番台が2編成、転属すれば面白いですがその場合に209系1000番台も、転属改造が必要になりますし東京メトロ東西線も、自社の05系15000系ワイドドアで、運用した方が効率良いと思われますので、可能性は限りなく低いですね。

05系も今後は修繕工事が行われますので、暫くは15000系の増備もお預けになりそうな感じです。

※写真はJR中央総武緩行線から、東京メトロ東西線に乗り入れる15000系電車。JR中央総武緩行線でも15000系を見掛ける機会は、自社のE231系800番台に比べてかなり多い。
高円寺~中野にて。

撮影日2017年12月10日



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