急行秩父路号で運転中の秩父鉄道6000系電車

こんにちは。昨日は北陸福井での大雪による雪害と、台湾では昨日の深夜(日本時間では今日の深夜)に発生したマグニチュード6.4の地震で、建物の倒壊と死傷者出す大きな被害になりました。

さて今朝の鉄道ブログは先月、埼玉の八高線沿線で撮影したついで、秩父鉄道の寄居~波久礼で撮影した、秩父鉄道6000系電車の写真を、今日は掲載いたします。なお写真は後追い写真でございます事を、ご了承願います。

秩父鉄道6000系電車は、西武鉄道新101系から改造され、秩父鉄道には部品取り車両も含めて、12両が譲渡されました。

6000系電車が運転される前までは、JR東日本から購入した3000系電車が、急行で使用されておりましたが、老朽化が著しい為、2006年11月から順次6000系電車に置き換えられました。

6000系電車は現在でも、秩父鉄道の急行列車に使用され、車内も新101系時代のロングスシートから、リクライニング機能が無い、クロスシートに改造さました。また新101系は4両編成で運転でしたが、秩父鉄道では3両編成で運転する為、中間車の一部に運転台の取り付け改造や行先表示のLED化が行われました。

秩父鉄道で運転開始されてから10年以上が経過した6000系電車ですが、新101系から通算すると製造されてから30年以上経っており、一般車も東急電鉄から譲渡されたステンレス車体が主流になっております。

今後6000系電車も、一般車と同様にステンレス製の電車へ、置き換えられるかも知れません。東急で余剰になった8500系電車を急行仕様に改造し、ステンレス車体の急行秩父路号で、走る日もそう遠く無いのかなと思います。

ただ6000系電車も急行列車に使用する為、外板も綺麗で車内もそれ程、陳腐化しているイメージはございませんので、まだ暫くは現状のままで、運転するのでは無いかと思います。

しかし長瀞秩父方面の観光客輸送の為、向かい合わせのクロスシートにして、回転できない様にしておりますが、ソロ客やツイン客にとっては、回転して自分の時間を電車内で過ごしたいと思いますので、全く関係ない赤の他人の乗客と相席になって移動するのは、ちょっとバツの悪い移動かなと思う事もございます。まあヨーロッパではクロスシートの向かい合わせが主流ですが、島国日本の現状を考えると普通列車や快速列車、団体列車は兎も角、秩父鉄道の急行列車でクロスシートは、時代に合わない車内設備かなと思います。

私にとって鉄道はただ移動する交通機関では無く、観光地や景勝地を運転する秩父鉄道は、エンターティメントですので快適に移動したいと、思っております。

向かい合わせのシートにシングルで、取材した帰りに景色を眺めながら快適に移動して向かい側に、周りの見えないカップがが座って来たら、居心地悪いですからね。(笑)

それでは今日もお体に気を付けて、お過ごしください。

※写真は熊谷行きの急行秩父路号で運転されている6000系電車。西武新101系時代に比べて、先頭車の顔付も異なっており、塗装も秩父鉄道カラーになってフレッシュな感じだ。

撮影日2018年1月14日


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