回送運転中のシーンを運良くキャッチ!レール運搬車キヤE195系

一昨日、与野~北浦和の撮影地で、様々な列車を撮影してた時に、JR東日本の新型レール運搬車キヤE195系を、撮影する事ができました。

キヤE195系はJR東海の、キヤ97系をカスタマイズしたレール運搬車で、国鉄時代から運転されている機関車+長物貨車の連結を、ディーゼルカーにした新型事業用車です。

国鉄型の機関車や長物車も、製造から約35年以上も経ち老朽化も激しく機関車牽引の為、入れ替えによる機回し等の作業も必要なので、効率化と合理化による改善が求められておりました。

JR東日本のキヤE195系も、同線全線で運転可能にする為、JR東海のキヤ97系と同様に、ディーゼルタイプで製造されました。

今回は配置区の小牛田運輸区から東北本線を経由して、東京尾久の車両センターまで回送されて来ました。関東では見られない事業用のディーゼルカーの為、平日に運転された事も有り撮影された方は、少なかったと思います。

昨年製造されたキヤE195系を、各車両センターへ出張運転して、車両センターで研修が行われていると思いますが、今後もJR東日本管内で運転されているシーンも、数多く見掛けると思いますので、次世代のレール運搬車に期待が持てますね。

反面、国鉄時代から運転されて来た機関車+長物貨車のレール運搬車は、あと数年で全廃も予想されますので、カメラに収めるならば今がチャンスかも知れませんね。

キヤE195系のレール運搬車で、JRの作業員を多数乗務させて、レール交換作業を行う場合、キヤE195系のスペースでは定員不足が発生する場合を考慮して、キハ100系辺りを事業用に改造して、キハE195系と連結できる様にするのでしょうかね。

209系電車のMUE-TRAINの様に、旅客車から事業用に改造される例もございますので、ちょっと気になる点でございますが。

現在、尾久車両センターに留置されている、キヤE195系の動きに注目したいですね。

※写真は与野~北浦和間の撮影地を通過する、キヤE195系ディーゼルカー尾久車両センターに向けて、回送運転中のシーンを撮影した写真で有る。
所定は11両編成だが、中間車のレール運搬車の連結が無い為、今回は関東地区での研修用として、宮城の小牛田運輸区から回送運転されたのかも知れない。

撮影日2018年6月4日


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