場合によっては機関車は通し運転を実施するのかな?

西日本豪雨の被害から1週間近く経ちましたが、鉄道関連の被害は今回の豪雨で、JR西日本を中心に大きな被害をもたらしました。

長期に渡る運転見合わせで、物流の動脈の山陽本線も数か所で、土砂崩れや路盤流失により、貨物列車も運休が続いている状況です。

昨日の鉄道ブログで、岡山倉敷の東水島と香川の高松貨物ターミナルまで、貨物列車も運転再開いたしました。

倉敷先の山陽本線の貨物列車は、山口県周南市の新南陽と九州の福岡貨物ターミナルを結ぶ、貨物列車の運転を予定してとの事ですが、JR貨物所属の機関車で、山口の下関で配置区に帰って無い直流機関車て、何両有るのでしょうかね。

その辺りの情報に関しては、ネット上でも掲載されておりませんし、私も現地に足を運んでおりませんので、何両の直流機関車が山口下関の幡生で、取り残されているのかは全く、分からない状況でございます。だからと言ってJR貨物へ問い合わせするのは、業務に支障を来たしますので、連絡はいたしませんが。

もし幡生にJR貨物所属の直流機関車が、全く皆無で新南陽と福岡貨物ターミナルを結ぶ、貨物列車が運転される場合、JR西日本の下関総合車両所配置の、EF65PFをJR貨物に貸し出すのでしょうか。それともJR貨物が運用の効率化と合理化を行って、貨物列車の運行で人員を減らす為に、門司機関区配置のEF81・EH500山陽本線の新南陽~幡生で、試運転を行って機関車の付け替え無しで、通し運転を行うのでしょうかね。

まあ幡生にも何両かはJR貨物所属の直流機関車が、新鶴見・吹田・岡山の機関区に帰区できないまま、常駐していると思われますが、それがどの形式が帰区できていないのかは、現状では定かではございません。

今後、夏休みが本格化して青春18きっぷ等を利用して旅する人も増えますので、山陽本線の新南陽~福岡貨物ターミナルを結ぶ貨物列車の写真等が、他の方の鉄道ブログで明らかになって行くと思いますが、もし門司機関区配置の機関車が、山陽本線の新南陽~幡生でも運転していたならば、鉄道ファンもネタとして沿線で、写真される方も多くなりそうですね。

可能性としてはかなり低いですが、幡生にJR貨物の直流機関車が何両、帰区できないまま残存しているのかも定かでは無いので、もし運転見合わせ期間がもっと長く続く場合は、休車扱いにして検査期限を延長させたりするのでしょうかね。

JR西日本の工場は下関の幡生と、JR九州には福岡の小倉にそれぞれ車両を整備する工場がございますが、JR貨物の機関車も臨時に、引き受けるのでしょうか。

その辺りも含めて、今回の西日本豪雨はこれから、大きな影響を受けそうですね。

※写真は北浦和~与野間を走る、札幌貨物ターミナル発隅田川行きの、3054レ貨物列車を牽引するEH500型交直流機関車。
JR貨物の門司機関区にも、EH500型が数量配置されているが、山陽本線からの貨物列車が運休の為、EH500も力を持てはやしている状況で有る。
今後、新南陽と福岡貨物ターミナルを結ぶ貨物列車が、直流機関車不足等が生じた場合、前述の区間で通し運転されるのかが、注目されている。

撮影日2018年6月1日


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