運休本数508本に驚愕!

こんばんは。先日の大雨による被害で、JR貨物の貨物列車が運転されている、山陽本線伯備線予讃線の一部区間では、現在も運転見合わせの状況が続いており、該当区間を経由する区間では運休の状態が続いております。

今日、国土交通省JR西日本から被害の遭った路線の、復旧期間が発表されましたが、広島支社管内の山陽本線だと、数ヵ月の復旧期間を要するとの事で、被害に遭った旅客会社は勿論、JR貨物も大きな打撃を受けております。

その他に今日から、岡山倉敷の東水島や高松貨物ターミナル方面の貨物列車は、運転再開となりましたので、少しづつ貨物列車の運転も、復帰して来ております。

JR貨物は今後、東水島から九州福岡の門司までの船舶輸送やトラック輸送等へ、対応して行く様ですが、かなりの本数と両数を運ぶ、コンテナ貨物列車の積載量を、輸送するのはそう容易な事では無いと思います。

船舶やトラック輸送も最大限、輸送してもコンテナ貨物列車の輸送量よりもかなり、少ない両数になると思います。まあそれでも全く輸送しないよりはマシですが、今回の西日本豪雨の被害で収入も、かなり激減するのは必至ですので、経費削減の為の合理化を、促進させるのでは無いかと思います。

具体的には老朽化した国鉄型の機関車や貨車の淘汰や、運転区間の見直し縮小等が挙げれます。

被害の大きかったJR西日本エリアに関しても、ローカル線に関しては今年3月末に、三江線の全線廃止を実行いたしましたので、被害の大きいJR西日本のローカル線は、もしかしたら復旧まで長期化し、今までの採算実績に基づいて、今後も大きな旅客収入を見込め無ければ、路線の廃止や第3セクター化等を、地元の自治体と協議に入るのでは無いかと思います。

被害の遭った岡山・広島のJR西日本のローカル線も、少子高齢化や過疎化、マイカー化により利用者も年々、減少傾向の様ですので、芸備線の末端区間備中神代~備後落合間)や姫新線の一部区間の廃止等も、懸念される材料です。

民営化したJRも既に30年を越えましたが、今後も少子高齢化が続いて行きますので、三江線の二の舞になりそうな路線が出て来ないかを懸念しながら、もし復旧しならばそれらのローカル線も、乗車してみたいと思っております。

話が脱線いたしまして、失礼いたしました。その他に山陽本線山口県の新南陽と、九州の福岡県に有る福岡貨物ターミナルを結ぶ、臨時の貨物列車を運転される計画が挙がっております。ただちょっと気になるのは、現在運転み合わせ区間が中間に有り、徳山~幡生を牽引する直流機関車が、幡生や下関に有るのかも気になります。

まあ幡生に直流機関車のEF65PF・EF66EF200EF210が配置区に帰れないまま、そちらの方で現在も留置されているならば、前述の徳山~幡生で貨物列車の牽引をすれば良いと思いますがが、もし直流機関車が皆無だった場合、門司機関区のEH500を試運転で門司~徳山で運転し、特に運用で問題無ければEH500が新南陽~福岡貨物ターミナルで運転すれば、良いかと思います。

まだ情報も混乱し、被害に遭った地域も混乱している状況ですので、配置区に帰れない機関車の形式や両数は、私には一切分かりかねますので、この辺に関しては今後、SNSで地元の鉄道ファンから情報や、鉄道系の雑誌やネットで情報を、確認する以外は無いと思いますが、山陽本線の復旧が長引き、検査に入る場合は幡生や小倉工場に、臨時入場するのか気になる処です。

今後のJR貨物等の情報を、暫く待ってみたいと覆います。

※写真はJR貨物岡山機関区配置の、EF210-18号機牽引の、東京貨物ターミナル発宇都宮貨物ターミナル行き4093レ貨物列車。


撮影日2018年7月11日 北浦和~与野間にて(埼玉)


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