台風の影響で山陽本線の一部区間で再び運転見合せです

おはようございます。

昨日に引き続き、今朝の東京は秋晴れの青空が広がっております。

さて先日の台風24号の影響で、山口県の光~下松間の山陽本線で、再び土砂崩れの被害が発生いたしました。

7月の西日本豪雨で、JR西日本も被害に遭いましたが、全線で運転再開となった山陽本線が運転見合せとなり、山陰本線の迂回貨物も運転終了したばかりなのに、皮肉な結果になってしまいました。

復旧には約1週間位、掛かりそうですが次の台風25号も接近しておりますので、同じく一部区間で運転見合せ中の、山陰本線と共に影響が出ないか、懸念しております。

日本も自然災害が多発しておりますが、海外も同様に自然災害が、多発しておりますので、毎日がサバイバルな日々になって来ております。

処で山陽本線も一部区間で運転見合せが発生し、長距離貨物列車を運転しているJR貨物も、今年は地震や台風、大雨による運転見合せで、赤字に再び転落しそうな感じがいたします。

代替輸送機関への振替も、かなり経費は掛かっていると思われますし、運休期間の損失も、計り知れないと思われます。

ただ輸送量としては、他の交通機関よりも多くの荷物を輸送できる為、都市間を結ぶ幹線では、有利な輸送かと思います。逆に人口も少なく、都市の規模も小さい地方の都市ですと、トラック輸送が有利になりますので、鉄道貨物を運転しても赤字になるかと思います。

東海道本線山陽本線には、主要な都市も点在しておりますので、人や物の動きも活発です。

山陽本線の1日も早い、光~下松間の運転再開と、自然災害に強い鉄道輸送が今後、求められる時代になるかと思います。

新幹線輸送の貨物も、検討されておりますが、貨物輸送の拠点となる駅や、採算性・運転ダイヤの問題・人員の問題・深夜時間帯のメンテナンス問題等、課題が多い面も有り、実現には至っておりません。

現状で急ぎの荷物は、航空便になりますが、航空便に積載できる荷物も、限られてしまいますし、重量があまりにも大きい荷物は安全上、輸送できないと思いますので、重量の大きい荷物は、鉄道貨物やトラック、船舶での輸送で暫くは、現状維持が続くと思います。

ただ鉄道貨物も、まだまだニーズはございますので、今後の輸送に期待できる面は、数多く有ると思います。


※写真はEF210牽引のコンテナ貨物列車。なお当該ブログ記事と写真に関しては、一切関係ございません。(イメージ写真)

撮影日2018年6月4日



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