来春のダイヤ改正で東京都内だけ運行の特急がデビュー!?

こんにちは。12月も半ばになり、2018年も終わりが近づいておりますが、寒さも比例して厳しくなって来ました。

さて昨日はJRグループの、2019年春のダイヤ改正が発表されました。

当鉄道ブログでも、来春のダイヤ改正に於ける内容を、昨晩のブログで更新いたしましたが、今日も引き続き、ダイヤ改正に関する話題を、取り上げたいと思います。

来春のダイヤ改正で、驚いたのはやはり、中央線や青梅線で運転されている、ライナーを廃止して、特急で運転する事でしょうかね。

中央東線の特急あずさ号や特急かいじ号の、全列車E353系化に伴い、特急スーパーあずさ号は、特急あずさ号に統一され、富士急行線に乗り入れる、特急富士回遊号も定期列車で、運転が決まりました。

更に前述の通り、有料快速列車の中央ライナー青梅ライナーは、それぞれ特急はちおうじ号、特急おうめ号に格上げされ、廃止となります。

JR東日本も、少子高齢化や新たな増収策として、有料快速ライナーよりも、特急で運転した方が効率良く、メリットも大きいと判断したので、今回のダイヤ改正で、新設されたのでは無いかと思います。

今回の東京多摩西部在住の、ライナー利用者にとって、有料快速ライナーの廃止は痛手で、特急格上げによる料金の実質値上げは、利用者にとって不満の残る、ダイヤ改正になったかと思います。

因みに中央ライナー号は現在、下り5本、上り2本の運転ですが、特急はちおうじ号で運転する時の本数は、下り6本、上り2本となります。

一方、青梅ライナー号は現在、下り3本、上り1本の運転ですが、特急おうめ号で運転する時の本数は、上下各1本で1往復だけとなります。

現在運行中の中央ライナー青梅ライナーは、下りの本数が多いのは、上りは中央線快速電車や青梅線も、高尾や八王子始発が多く、座って通勤できるので、本数が少ないのかなと、思います。

下りは新宿駅で、中央快速線も平日のラッシュ時間帯は、座れない場合が多く、特急はちおうじ号や特急おうめ号を運転しても、採算が取れると核心したからだと思います。

特急はちおうじ号や特急おうめ号も、平日の通勤・通学ラッシュ時間帯の運転で、土休日は運休となります。

まあ特急おうめ号位は、2020年の冬に青梅マラソン開催により、もしかしたら休日臨時で、運転されそうな予感がいましますね。(笑)

しかし通勤・通学特急とは言え、JR東日本も東京都内だけの運転区間なのに、ライナー廃止して、特急に格上げしたのは、大胆不敵ですね。

まあ車両運用や、車両の留置スペースを確保する為に、運転されている様なものですが、特急はちおうじ号なんて、全区間50km未満の運転区間ですので、JR東日本では最も短い、特急列車の運転かと思います。

料金は高くなるデメリットもございますが、メリットとしては、1ヶ月前からの予約が可能な事、特急券発売がJRグループで、取り扱い可能な事等が、メリットになるかと思います。

最近はJRの特急利用者で、約35km前後の区間を利用する、乗客も増えて来ましたが、新幹線通勤以外にも特急やグリーン車の、ショート区間利用者は、今後も増えて行きそうですね。

中央線には、東京多摩北部を走る、西武新宿線・西部拝島線が通り、東京多摩南部には、京王線も通っており、北部には有料特急列車の小江戸号や拝島ライナーが走り、南部にはKOライナーが走っております。

JR東日本の特急はちおうじ号や特急おうめ号が、吉と出るかはダイヤ改正以降が、本番かと思います。

※写真は中央線の八王子~豊田間のカーブを通過する、特急スーパーあずさ号のE353系電車。
特急はちおうじ号や特急おうめ号にも、E353系が使用され、新たな特急料金が、設定される様になる。

撮影日2018年5月19日


イメージ 1