本来の特急列車の運用に戻した方が良いですね

JR東日本のE257系500番台電車は主に、千葉房総方面の特急、わかしお号・さざなみ号・特急しおさい号の他に、波動用として臨時快速列車等で、運転されております。

土休日に運転されて来た、ホリデー快速富士山号は、明後日・明々後日の運転を以て、最後の運転となります。

今月中旬のダイヤ改正以降は、臨時特急富士回遊91号・92号として、土休日運転の列車に、格上げになります。

まあ本来、特急車両として製造されたE257系500番台ですが、前述の特急さざなみ号が、東京湾アクアラインの高速バスの運行により、利用者が減少してその余剰となった車両を、老朽化した185系189系の置き換えに回した結果、新宿~河口湖を結ぶ、ホリデー快速富士山号にも、運用される結果になりましたからね。

ただホリデー快速富士山号も、毎週末の土日は指定席の満席が、慢性的に続き自由席も、通路やデッキまで混雑し、乗降扉も一部を除いて、片側1箇所しかございませんから、遅延も発生していたかと思います。

ダイヤ改正から晴れて、臨時特急富士回遊91号・92号となり、全車座席指定席になりますので、新宿~河口湖で移動する際は、より快適になるかと思います。

反面、利用者からすれば、快速列車としてのサービス終了によって特急格上げとなり、今までは乗車券で自由席に乗れたのが、特急料金が必要になりますので、不満は出て来そうですね。

E257系500番台をダイヤ改正以降、特急料金不要で乗車可能なのは、外房線の勝浦~安房鴨川の、下り列車2本のみになります。

こちらは東京からの特急わかしお号が、勝浦まで特急として運転され、利用者が減少する夜間の、勝浦~安房鴨川を普通列車として運転いたしますので、まあサービス運用は継続されます。

E257系500番台もダイヤ改正以降、引き続き臨時列車に関しては、快速列車でも運転されますが、この様なサービス運用も、何時まで続くのかは、疑問に思っております。

有料快速列車のホームライナーも、ダイヤ改正の度に、特急格上げや廃止になったりしておりますので、今後もJRグループの効率化や合理化は、益々進むと思います。

これからダイヤ改正前日まで、鉄道フォンの乗り納めは、続きそうですね。

※写真は中央線の八王子~豊田間を走る、ホリデー快速富士山号の新宿行き。
E257系500番台の、ヘッドマークの快速表示は、ダイヤ改正以降は同線で、見られ無くなる。

撮影日2018年5月19日


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