さようならディーゼル特急しおかぜ号


こんにちは。3連休最終日如何お過ごしですか。

今日で津軽海峡線を走る、特急列車と急行列車は運行を終えますが、その一方で四国の予讃線を走る特急しおかぜ号も、松山~宇和島の運行を終え、ディーゼル特急としての運行も終えます。

今後、松山~宇和島間は、特急宇和海号に統一されます。また宇和海号に一部連結されておりましたグリーン車も、今回のダイヤ改正でなくなります。

予讃線をほぼ全線、長年直通して来た特急列車だけに、松山乗換で直通運転が廃止されるのは寂しいことです。

私は残念ながら、特急しおかぜ号で岡山~宇和島を通しで利用した事はございません。特急宇和海で松山~宇和島を利用した思い出は何度かございます。

快速アイランドエクスプレス四国号引退乗り納めで、宇和島迄乗車後に特急宇和海号のグリーン車に初乗車いたしました。

車内から眺めた、瀬戸内海や蜜柑畑の風景の中を、列車は速度を上げ走るシーンを経験いたしました。

JR四国2000系ディーゼルカーの老朽化で置き換えとの事ですが、2000系も初代は製造から約25年経過し、高速で予讃線土讃線高徳線を走行しておりまた振り子車両の為、床下機器も通常のディーゼル特急車に比べ、特殊性は強い面もございます。

JR北海道の振り子ディーゼル特急キハ283系も事故廃車以外に、試作車も廃車されておりますので、特殊機器を積んだディーゼル特急車のメンテナンスは大変かと思います。

ただ北海道は冬季の積雪もございますので、その中を高速で走行すれば老朽化は本州の車両よりも早まりますが、四国は冬季の積雪も土讃線沿線の徳島と高知の県境の除けば、北海道程過酷ではないと思います。

今週のダイヤ改正で特急しおかぜ号は、8000系と8600系(新型)に置き換えられ電車に統一されます。また高松から発着し、途中多度津で連結する特急いしづち号も、同じく前述の電車に置き換えられます。

今日は特急しおかぜ号を、予讃線伊予大洲西大洲間で撮影した画像を、添付いたします。車両は2000系ディーゼルカーに、アンパンマンで装飾された車両です。

2008年10月に撮影した画像です。まだ乗り納めされていない方は、今日の連休最終日や今週25日迄の運行期間に、足を運んでみては如何でしょうか。

充当されている車両が、アンパンマン車両であればその人は、幸運な旅の思い出を得られると思います。


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