こんばんは。3連休中日の日曜日、如何お過ごしでしょうか。
今日は25年間、歌手と活躍した安室奈美恵さんのラスト公演ですね。出身地の沖縄では大いに、盛り上がりを見せているかと思います。
一方では永年、女優として映画や舞台、ドラマでご活躍された、樹木希林さんが昨日75歳で、お亡くなりになりました。
晩年は全身に癌が転移し闘病の為、自宅療養されておりました。
樹木希林さんも幼少期に、ドラマでかなりお目に掛かりましたので、この度の訃報は寂しい限りです。心からお悔やみを、申し上げます。
さて今夜の鉄道ブログも、国鉄型車両に関する話題を、取り上げたいと思います。
1986年から1988年に掛けて、国鉄のディーゼルカーとしては初めての、ステンレス製車両のキハ185系特急型の、ディーゼルカーが製造されました。
国鉄末期の1986年に、JR四国の経営安定化と老朽化した、急行型ディーゼルカーの置き換えと、特急への格上げを見越して、製造された車両ですが、キハ185系もその後、JR四国に振り子式ディーゼルカーの2000系の製造により、一部の車両はJR九州に売却譲渡されました。
JR四国には現在も、キハ185系の特急列車と普通列車が、運行されておりますが、2両編成から運転可能な車両の為、小回りも利いて運転しやすいのが、長寿の理由かと思います。
JR北海道に配置されている、キハ183系は冬季の厳寒な気候と豪雪で、痛みも激しく車体も鋼鉄車体の為、メンテナンスコストも掛かっており、早期にキハ261系に置き換える予定です。ただ今年は台風と地震の影響で、やや置き換えに関しても、延長されそうな予感もいたします。
それに対して、JR四国やJR九州のキハ185系は、JR北海道のキハ183系に比べますと、ステンレス製車体で有る事や、自然災害も台風位で、大雪による被害とメンテナンスコストは、キハ185系に比べれば、安くなっているかと思います。
あとはキハ185系が、短編成で運転可能な事も無い、長期的に現在も運転されておりますから、国鉄型ディーゼルカーの中では最も長く、活躍して行きそうな予感がいたします。
JR九州に譲渡された、キハ185系も現在の処、暫くはキハ185系の特急列車を、見られるのでは無いかと思います。
但し残念ながら、JR四国地方キハ185系で、中間車のキロハ186は余剰により、1両が廃車解体されたのは、とても残念でした。
今後もJR四国・JR九州のキハ185系に、注目して行きたいと思います。
※写真は予讃線を走る、キハ185系の普通列車の宇和島行き
JR四国には、普通列車のキハ185系が、何両か配置されている。
撮影日2008年10月 伊予大洲~西大洲にて