夕陽のシルエット

こんばんは。今日掲載いたしました写真は※、今から5年前に磐越西線を迂回運転した、石油輸送の貨物列車の後追い写真です。

この列車は、2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響で、東北本線が運転見合わせになり、福島の郡山へ石油を輸送する為に、横浜の根岸から、武蔵野貨物線高崎線上越線信越本線(新潟)磐越西線経由で運行された貨物列車です。

DD51牽引の石油貨物列車が、郡山に向けて夕陽のシルエットを映しながら、新潟を後にするシーンを撮影したと思い、シャッターを切りました。

鉄道撮影をされる方々は大抵、前面の機関車を中心に撮影し、後方撮影はあまりおりません。ただ今回は臨時で運転された石油貨物列車の為、東北本線の復旧は差し迫っていたこともあり、前面のDD51ディーゼル機関車と、後方の石油貨物列車を撮影しました。

今日は美しい夕陽に浮かぶ、石油貨物後ろ姿の魅力溢れるシーンを皆さんに、お伝えしたいと思い後方姿のみの掲載といたしました。

なお磐越西線の石油貨物列車は、東北本線復旧に伴い運行を終了し、現在では過去のものとなりました。

鉄道撮影されている皆さんも、たまには後方後追い撮影に、拘ってみては如何でしょうか。

※ 夕焼けに向かって、郡山へ走る石油貨物列車。磐越西線 五泉猿和田にて。2011年4月9日撮影。

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